人目 | 伴に歩んで

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ガンと闘った老夫婦の人生日記です。

病院に行く前、朝一でテニスで汗を流したので、いいストレス解消になりました。

 

昨日から水分OK。今日は流動食OKで急速に回復しています。(^^♪

そして2度目のストマー交換。

妻は、検査技師としで検体としての体液や排泄物は見慣れていますので、看護師さんの見守る中、手順通りに交換できました。

うまく「ぶら下げ」られました。(笑)

 

かつてこの表現をして、ブログの通りすがりの方にえらい文句言われましたが、妻がこうなって余計、この表現を使います。装着なんてかっこいいもんじゃありませんから。

ぶら下げようが、取り付けようが、洩らそうが、こぼそうが。。

うちの主人は好き好んでぶら下げているわけじゃない、とかなんとか、匿名で嫌味を書かれました。

僕はすごく腹が立ちました。

覚悟が足りないんです。

他人がどんな表現をしようが、どう見ようが、自分たちを名指しで軽蔑ない限り、何をきにするんですか。

ストマを一番気にして、一番嫌がっているのはその方ではないでしょうか。

気にするポイントが違います。

そんなブログの僕の一般論に気にくわない表現を気にするより、自分たちの差し迫ったことがあるのでは?と思います。

ショーもないと思いました。でも腹立ってます。(笑)

 

今日、僕は妻の前で看護師さんに言いました。

漏れも、溢れも想定内でないといけませんね。

妻は、しくじりを怖がっています。

看護師さんは「ご主人は現実をしっかり受け止めてらっしゃいますね」

そういわれて嬉しかったのです。

這いずりまわってでも、妻と生きる。

僕はその覚悟です。

誰がストマを、どう言おうと、無視できます。

僕たちは僕たちですから。

 

交換は僕も手伝いました。

少し、ベッドに敷いたバスタオルに便がもれました。

でも、看護師さんは知らんふり。僕も知らんふり。

くるくるっと丸めて、持ち帰って洗濯機にポイです。

気になんかしません。

 

交換が終わり、着替えするときに、脚は全部僕が拭いてやりました。

指も1本づつ。

可愛そうに、ガリガリ君です。

これからおいしいものを食べさせて太らせます。(笑)

シャンプーもしてもらい、さっぱりしたようなので、手を振って帰ってきました。

 

人の言い方、見方が気にくわないのは、自分が人目を気にしてる証拠です。

人目を気にするなら、そういえばいいんです。

人からどう見られるかを気にすることは普通です。

「気にしていないけど、その言い方は何なの?」

そのほうが恥ずかしいですね。