闘いのはざま | Rain talk

Rain talk

雨粒の放つ光の言葉たち

この世は過酷な場所なので、闘いがある。

それは通常で、闘わなければ生きてはいけないだろう。

闘うので、大切なものが生まれる。

闘うので、思い出に味がつく。

闘うので、死ぬときに後悔がない。

どのように闘うか、何と闘うか、はあっても、何のためにというのはない。

ただ、生存がそのような形をしているので闘う。

したがって、何のために闘うのか、何のために生きるのか、と問うたところで、すでに敗北は始まっている。

だが、闘いそのものに勝利した場合には、平穏な生活があるだろう。

それは緊張しているわけではないが、弛緩しているのでもなく、適度に張り詰めていて、適度に疲れもあるだろう。

適度にリラックスもあり、適度に会話もあるだろう。仕事量は旺盛かもしれないが、消費するカロリーは比して少ないかもしれない。

要するに勝者というのは、闘いの世界にあってに動じないもののことだと思う。