小3息子は発達障害っ子。

東南アジアでインターに通ってます。
元駐在員家族→2023.9から親子留学。

間もなく本帰国を迎えるにあたり、インター関係のお友達とお話する機会も多い。
帰国後の教育についての話題なども。

海外の大学に行ってもらいたい?とか。
英語を生かした職業に就いてもらいたい?とか。
ずっと先のことを考えたりもする。


でもそもそも私はなぜ息子をインターに通わせたんだっけ?と原点に戻ってみる。

我が家は息子が発達障害っ子だからちょっと特殊なのだと思う。


とにかく息子には楽しく学校に通ってもらいたかった。学校は楽しいところだと思ってほしかった。

こちらには日本人学校もあるけれど、いわゆる日本の学校が息子に合うのか不安だった。日本人学校には支援級もないし。

息子は日本では2つの保育園に通ったことがあり、1つの園が本当に合わなかった。もう1つの園はすごく良かった。だから日本人学校が合う確率も50パーセントという感じ?

それから私自身がこの閉鎖的な駐妻社会で息子を日本人学校に通わせるのが嫌だった。いや、ほとんどの駐妻さんはすごく優しかったよ?

でも子供同士のトラブルが原因で親同士もぎくしゃくしてしまうことはあるじゃない?実際日本人学校にはそういうことがあると聞く。それがすごく嫌だった。逃げ場がないし。息子が他の子よりトラブル起こしがちなのはわかってたし。


一方、インターはのびのびしているイメージがあった。私の勝手なイメージよ。だって日本にいた時は周りにインターに通ってる子がいなかったんだもの。

日本に住んでるとインターって敷居が高くない?別世界って感じがした。でも海外に来るとそうでもないわけ。インターに通わせる家庭も多い。いわゆる普通のご家庭。

日本に住んでいたら通わせることはなかったであろうインター。でも海外に住んでいる間なら…。

もしかしたらインターは発達障害っ子である息子にぴったりの環境かもしれないと思った。まだ見ぬ世界だからこそ挑戦してみたかった。

あわよくば英語を身に付けてもらって、将来に生かしてくれたらいいなとは思ったけどね。発達障害っ子だから就職に苦労するかもしれないし。手に職的な強みがあればいいなと思った。でもこれは二の次。とにかく息子が幸せに過ごせることが一番。


インターが我が家にとって完璧な環境だったというわけではない。一度転校も経験済み。発達障害っ子がインターに通えば問題が全て解決するとは言えない。学校との相性もあるのは日本の学校と同じ。でもインターは転校しやすいのでここは日本の学校とは違うんじゃないかな。

ただ最初に通ったインターも今のインターもとてものびのびしている。息子は毎日楽しそうに学校に通っている。

そういう意味では我が家はインターに通わせて本当に良かった。

帰国後、息子が新しい学校に馴染めなかったとしても、今のインターはいつでもウェルカムだよと言ってくれた。息子は自分の居場所を見つけられている。