インター校見学を終え、

入学を認めてもらえると

信じて疑わなかった私。

 

 

しかし翌日、

日本人スタッフさんから

次のようなメールを受け取りました

(多少の修正を加えています)。

 

 

残念ながら、通常の形で

〇〇くんをお預かりすることはできません。

 

 

一番の理由は、

〇〇くんと他の生徒の安全を

確保できないからです。

 

 

お母様も昨日学校生活を

一緒に見ていただいて、

他の生徒さんと〇〇くんの行動の違いは

感じてくださったかと思います。

 

 

また、教育の観点から

私たちの学校の教育だけでは

〇〇くんが成功する道を辿れません。

 

 

学校と合わせて療育の学校に通うことが

必要と私たちは考えます。

 

 

 

去年卒業した男の子は、

高校10年生までシンガポールで

療育を受けていたそうです。

 

 

この国にはそういうところがないので、

日本もしくはシンガポールなどで

受けることをおすすめいたします。

 

 

ただ、どうしても事情があり

我が校でという場合は

私どもも再度考えますが、

もし受け入れた場合は、

日本語と英語ができる

アシスタントティーチャーを

雇う必要があります。

 

 

その費用は△△様にご負担頂く形となります。

 

 

それが条件となります。

費用は最低でも月に20万円は

かかるのではないかと推測致します。

 

 

   

以上となります。

ご家庭で再度今後のことについて

お話くださる様お願い申し上げます。

 

 

 

 

こ、断られてしまった!!

 

 

 

 

 

 

 

少し補足しますと、

以前こちらに通っていた

発達障害の生徒さんというのは、

学校教育に加えてシンガポールで

療育を受けていたそうなのです。

 

 

その生徒さんのお母様が

シンガポールの方だとか。

だからシンガポールに拠点もあるし、

二人とも英語がペラペラ。

 

 

だから発達障害の子でも大丈夫、

というのは日本人スタッフさんの

勘違いだったのです

(というかスタッフ同士の連携不足?)。

 

 

本当は入学条件が色々あったのです。

個別サポートをつけるなり、

療育を受けさせるなり。

 

 

事前に聞いていた話ですと、

発達障害に詳しい先生が

在籍しているとのことでしたが、

こちらも誤り。

 

 

この時点で既に学校を

辞めてしまっていたそうです。

この時期コロナで

インター校の先生がたくさん母国に

帰ってしまったという事情もあります。

 

 

アシスタントティーチャーを雇うにしても、

月に20万以上!?

 

そもそもインター校の学費だけで

100万円以上するのに、

それに加えて月に20万円払うのは

我が家には無理です。

 

 

 

話が違う

 

 

 

めちゃくちゃ落ち込みました。

 

 

 

もうこの学校に

通わせる気満々だったから余計に。

 

 

この国でインター校に通わせるなんて

やっぱり無謀なんだろうか?

 

 

この国では息子は成長しない。

居場所はない。

 

 

そんな風に言われた気分でした。

 

つづきます。