日中関係、中国軍機レーダー照射でさらに悪化。この問題は1年以上続く可能性を解説。ジャーナリスト今井一さん・元博報堂作家本間龍さんと一月万冊 


https://youtu.be/Gojex6UE7MA?si=HyZbwzNgTjvxVxrb 


11:10本間・別に僕はね中国がレーザー照射するとか、そんなの別に全然想定できたことだと思うんですよ。特にこの台湾問題をつっつくと、正に所謂戦闘的な蜂の巣をつっついてね、みんなワーッと飛び出してくるわけですよ。そんなの最初からわかってる!だって、巣を突けば蜂が飛び出てくるのは当たり前だろってw


今井・あのね、高市の歴史認識が、非常に不十分で歪んでるからこういうことになるんです。要するに台湾と中国の歴史的な関係、勉強してないと思う、俺は。理解してないと思う。蒋介石率いる国民軍、国民党と毛沢東率いる、中国人民軍がやり合って、壮絶な殺し合いをやったというね。それでまあ、蒋介石が台湾に逃げていったという。言ってみたら、戦争で内戦で敗れた側の残党が逃げ込んで行ったのが台湾なんですよね。そりゃ、中国共産党にしたら、台湾はうちのもんや。残党が逃げ込んで行ったんやと思うのは当たり前でね、一方で歴史的に見ても80年間あそこで一定の人々があそこで社会を形成してるっていう歴史的事実もあるんですよね。国際社会はそのバランスの中でみんな考えてるわけですよ。国連は台湾を国家として認定しないけど、だけど一つの独立した地域として外交を結んでるとこある。正式の外交じゃなくて、事実上の外交・貿易を結んでるとこ、いっぱいあるわけですよ。世界にね。日本だってそうじゃないですか。正式には一つの中国って言ってるけれども、台湾とのさ、民民同士の関係とか非常に良いし、台湾旅行に行く日本人も非常に多いし、逆もあるし、友好的な関係を結んでるわけですよ。これは。僕がよく言う何でもかんでも曖昧にしたらアカンとはわけが違ってて、これこそ、大人の知恵なんですよ。一つの中国は認めつつ、友好的にやっていこうというね。それを分かってないいうのは、根本的にね、太平洋戦争、第二次世界大戦で日本が中国とか東南アジアに侵略していったという村山談話は間違ってるという歴史認識だからですよ!これ歴史修正主義ですけどね。あんなもんね、どう言ったって無理です!侵略していったんだから!80年経って今だにさ、「日本は侵略してません」なんて言う奴が、日本の首相やってる悲劇ですよね。


本間・やっぱり非常に危険ですよね。


今井・危険。


本間・だけどまあ、自民党の中でそういう人物が生き残ってっていうか、生き残っただけじゃなくて、首相にまでなっちまったわけでね。そこにもう、自民党が統治能力を失ってるんじゃないの?っていう気もしますよね、やっぱりね


今井・こんな人物が党の総裁や首相になるような、そこまでの組織に成り下がっていったということなんですよね


本間・そうなんですよ。例えばさ、今、国会でやってるのは国内の経済どうするんだ?って話をしたりとか、定数削減問題とか、匙加減を間違えても、日本で内乱が起きるとかね、国家が二つに分裂して戦争し合うとか、ちょっと考え難い


今井・ちょっとや無くて、だいぶ考え難いw


本間・ですよね。普通考えられないだけど、中国っていう国は何をするかわからない。中国っていう国が日本に攻めてくるっていうのは、これはちょっとものすごい莫大な能力と戦闘力が必要になるから…


今井・なんの得にもならない


本間・そう。だから、そういうのはあり得ないとしても、僕は気の毒なのは自衛隊だと思うんですよ。


今井・そう!