佐藤・僕も同じ感想を持ちましたよね。今の状況について石破さんはどう考えるか、ということを聞いてましたよね。その反面、そうじゃなくて、今の国際情勢は非常に危機的なものじゃないか?それについて石破さん、どう思いますか?っていうのもありましたよね。両方ありましたよね。
14:30スパイ防止法について
16:20佐藤・いずれにしても、スパイ防止法案については参政党が法案を出すと言うことなので、議論をされるんでしょうね。とにかく、自民党高市総裁はこれは以前からやりたいというようなことを言ってましたからね
望月・今回も公約に載せてましたからね。公約にわざわざ…結構ギッシリ詰め込んだ公約でしたけど、そこに文字として入れ込んでるのは彼女だけでしたから。党としてはそれを参議院選でも掲げてたと言うんですけど、あれを公約で出したこと自体、すぐ速報でニュースが流れてましたけど。
望月・この間、一月万冊で佐藤さんが解説してくれましたけど、40年前、日弁連含め、なぜ彼らがこれに反対するのかという。私たちのような取材活動含めて、これがまあ状況によっては考証に当てはまるとされかねない話ですよね
佐藤・そういうことですね。要は「治安維持法」と結局は同じ形にならざるを得ないんですね。国家機密ってのは一体どんなものかっていうところから始まって、どういう秘密が漏れたのかとかね、そういうことを調査するとなると、ジャーナリストの取材活動とかもウォッチの対象になってくるんですよね。とにかく高市さんっていうのは統一教会のですね、機関誌である世界日報にですね、短期間に5回も出てるんですよね。インタビューがね
望月・それは大分ディープですね。玉木さんも出てましたけどね。世界日報。ただ5回ですか
佐藤・非常に短い期間に5回も出てるんですよ
18:45望月・宗教右派的な今の自民党の強さとか。今、党員党友で非常に獲得してる高市さんもそうですけど、そういう方達はじめ、宗教ワードとの親和性が高く強くて。安倍さんもそうだったんですけど、私なんか、公明党って、学会と宗教右派との間の、対立構造とかがあるのかなとかふと思ったりしたんですけど
佐藤・そうですねえ。あるんでしょうねえ。特に統一協会とあるんじゃないですかねえ…まあ、とにかく、創価学会の方は日蓮宗ですよね。それに対して統一教会の方は全然違いますよね。
佐藤・やっぱり相容れないですよね
望月・起訴もされましたね。韓 鶴子(ハン・ハクチャ)を起訴。金品供与指示と。そういうものとの…特にそういうものを前面に出したような出陣式とかやってましたから。神道政治連盟の幹部かな?の挨拶とかね。わからないですけど、宗教上の対立って結構あるじゃないですか。それが濃厚に出てる。出過ぎてるというか。政治と金の問題というのはとてもわかりやすいんだけど、他にも高市さんではダメだっていう、いくつかのもうちょっとクリアな理由があるんじゃないか、というね
佐藤・なんと言ってもね、極右と公明党(創価学会)とは合わないということですよね。それが基本だと思うんですけれどもね
望月・石破さんも金曜日に「偏狭なナショナリズム、差別や排外主義を許してはいけない」と「過度な商業主義にメディアは陥ってはならない」と「ジャーナリズムを含む健全な言論空間が必要だ」と
望月・国連総会でも言ってるんですよね。今日本だけじゃなくて欧州とか、アメリカでも、そういった偏狭なナショナリズムとか、排外主義っていうのはものすごく広がっているじゃないですか。それを一つの日本での、参政党現象みたいなこともですね、今一生懸命神谷さんは「排外主義とは断固戦う!」という修正的な発言繰り返してますけど
<マジでw選挙中はあんなに「日本人ファースト」だの叫んでたのにw
望月・ただやはり、ドイツとか、アメリカで銃殺されたカーク氏とかですね、ある種のナショナリズムを煽るような政党とか、インフルエンサーなんかに影響受けながらやってるんで、私はやっぱり名指しこそしないけれど、今回の高市総裁が生まれていった、党員党友の熱狂的な支持とか、それからやっぱり参政党現象っていうものを、名指しこそしないものの、暗に諫める。どっかの大学の「最後の兆候みたいでした」って正に今だからこそ呼びかけたいっていう、メッセージだなあと思ったんですよね