今井・本間さんのところにも送りました。下に伸ばしていってもらって。上のタイトルが今言ったみたいの。つまりこれが、藤本壮介が当初180億でグラウンドデザインをやるっていうのを、彼がある日突然プラス170億って言い出したんですよ。大阪府議会でも問題になって。大阪府議会の自民党の議員が、「おかしいじゃないか!」といちプロデューサーがね、1500万とか、2500万ならともかく、突然170億も増やすって、安易に増やしていいのか!?って、大阪府議会で吉村秘書を詰めたりしてるんです。議事録残ってるわけです。ところが、あっさり吉村はこれを認めて、大阪府議会で多数を取ってる維新も認めて、市議会も認めて、万博協会も、石毛事務総長もあっさり認めちゃったんです!それから、経産省も認めたんですよ。みんなが認めて、この大屋根リングが出来上がったわけですよ。それで結果として344億円一度1億円の大屋根リングが出来たわけですよね。1/360で割ったら、1度1億円なんですね。これが藤本壮介がこんな感じでイメージしてくれって言って、プロポーザルをやったんです。これについては山本理研さんも「インチキだった」って何回も言ってるんです。山本理研さんだけじゃなくて、これに参加したいくつかのオフィス。例えば川口さんっていう共同機動隊のところも言ってるし、この中、参加したのが、株式会社石本建築事務所、伊東豊雄建築設計事務所、川口衛構造設計共同企業体、それから東畑・梓設計共同企業体、最後に、日建設計・パシフィックコンサルタンツ共同企業体、この5つが参加したんです。この内の一つと内々で連絡を取り合って、そこから言われたんですよ。「インチキくさい」と。どうも出来レースだった気がすると二年前に言われた。


今井・その時からおかしいと思ってたんです。最後に梓設計に決まったんですよ。評価点僅差で決まってるような形になってるけど。2ページ目見てもらったら審査員が4人いるんですよ(29:49)。結局のところ、梓設計に決まったんですね。参加した著名な建築師たちも最初から出来レースだったんじゃないかと。俺ら時間と労力かけて参加したけど、梓設計で決まりだったんじゃないかと言ってくるんですよ。その梓設計と今不払いで問題になってるGLが非常に密接な関係だということで。僕は+170億の大屋根リングのデザインを勝ち取った梓設計が濃密な関係を持ってるGLがいろんなところの元請けになっているということが、どうも偶然じゃないような気がしてるんです。特別なコネクションで万博協会に入り込んで行ったんじゃないか。あるいは、各国のパビリオンを請け負う代理人に入り込んで行ったんじゃないかって気さえするわけ、入り込んで仕事してお金払うんやったらいいけど、未払いで3、4億未払いっていうね。しかも1つじゃなく複数でしょ。このGLイベンツのタチの悪さ。これはね、もっと政府がね、徹底的に調査すべきだし、僕は国会議員、選挙も終わったんだから、立憲とか、れいわとか、共産党とか、本腰入れて突っ込んで、行政調査権発揮するべきだと思う


本間・ですよね


今井・なんのために国会議員やってんねん!選挙のためにやってるとちゃうぞ!次の選挙で勝つために政党交付金、旧文通費私てるわけじゃない!こういう行政調査権、国政調査権を発揮するために、君たちに馬鹿らしい政党交付金いっぱい渡してるんだぜ?ちゃんと仕事してくれよ!本当に!選挙の時までは我慢してたけど、選挙終わってんだから、さっさとやれよ!選挙の争点にもならなかったじゃないか!誰も何も言わなかったやんけ!


本間・そうですよねえ。このGLイベンツって結局、ルーマニア、セルビア、ドイツ、マルタ、4つのパビリオンで3億円以上の未払いを起こしているということで。さっきお見せした、GLイベンツの盾が置いてあるところに行っても、GLイベンツの人間には全く会えないというね。で、じゃあどうやったら会えるんだ?と言って、GLイベンツの別の法人事務所があるんで、そっちへ行って、会わせろと言っても、電話は通じない。例の記事ですね(33:00)。「GL社は電話番号も言えない会社」って書いてあるけど、これ…ここに突撃しても、誰も出てこないっていう。「アポなしで来られても困る」って言うから、「アポはどうやって取るんだ?」、「連絡先教えろ」って言っても、連絡先を教えてもらえないということで