27:30今井・非常に印象的だった話があるんですよ。それは今回参政党のことが起きたからじゃなくて、その二年前、彼が出した「主権者を疑う」っていう本があるんです。そこに書かれてあったことと、今回の参政党のブームとが合致してて、そのこと、皆さんに紹介したいんです。いま、世間では神谷がデマとか煽って、特に中国人問題で。日本人ファーストになってないじゃないか。中国人が特殊な権益を手にして大儲けしてるじゃないか。おかしいじゃないか。バンバン煽って。あることもあるけど、ないこともあって、煽ってる。その煽りに乗ってる人たちが参政党に入れてみようかという人が増えてる。という図式になってるわけですよ。でも、駒村圭吾さんも僕もね、そうじゃないんじゃないかっていう気持ちを持ってるんですよ。つまりね、そういううねりを神谷が作って、うねりに巻き込まれて、大衆が前より羊みたいな大衆が波間に無意(意志のないこと)のようにあちこちフワフワおって、今回は神谷が起こした波に乗せられたというように言われてるけど、僕と駒村さんはそうじゃなくて、波は大衆が起こしてると思ってるんですよ。その波を察知して、この中国人に対する憎悪の波をうまく利用したら行けるぞという風に利用してるのが神谷じゃないかというのが、僕と駒村さん。結論から言ったら、両方やと思うんですよ。最初の波は大衆が起こして、それに乗って神谷がああいう風にやたら「日本人ファースト」って言って、それ言われたから乗ってきた人もいるんですね。だから両方あると思うんだけど、何が言いたいかといったら、神谷に乗せられて参画したんじゃなくて、この数年間、日本人の一定数の人たちが外国人、特に中国人の人たちに対するそこはかとない憎悪みたいなのを蓄積していったんじゃないかと思うんですよ。それは例えば、北海道の一流のスキー場のリゾート施設が全部外国人によって買い占められてる。リゾート施設だけじゃなくて、土地も買い占められてる。それから、東京湾岸有明の超高級マンション、3億、4億、これ全部外国人が、特に中国人の資金で買い占められて、それ実際に住んでるならともかく、住んでなくて、それは投資目的なんですよね。だけどそこには、東京都のお金がだいぶ投入されてるわけですよね。都の建物だから。だけども、それを享受してるのは、東京都民じゃなくて中国人だという。しかも実際住んでない。いうニュースを聞いたり、日々そういうニュースが耳に入って、京都の町屋なんかも中国人が買い占めて、色々画策して、ストレートに買えなかったから、あの手この手使ってやってるとかいうのみんな耳に入ってるから、なんとなく「おかしい」「俺ら中国人に食い物にされてるんじゃないのかな」っていう気持ちになってる人たちの意識っていうの、上手く利用してるんじゃないかって気がする
本間・まあ、そうですよね。それはここ数年、コロナ後、政府がインバウンドだーって言って、ずーっと叫び続けて、外国からの人々を、観光客も入れてるけど、投資も呼び込むっていう、その流れ作ってるのは、自民党ですからねえ。それでですよ、自民党の政策がおかしいんだったら、自民党を批判しないで、なんかよくわからないけど、外国人がよろしくないみたいなね。あれが良くないよね。あの言い方がね。だってこれって、政策に基づいてやられてるわけじゃないですか。日本に外国の人たちが増えてきたっていうのも、それは自民党政権がそういう風に仕向けてるから、そうなっているのに、それを「日本に来ている外国人が悪い」みたいに
今井・「来てくれ」って言ったのに!
本間・そう
今井・人手不足だから、介護の現場とか、ホテルの掃除とか、色々困ってるから、来てくださいって言って、みんなが嫌がる仕事を請け負ってもらってるくせに、全然感謝の言葉もなく、よく言うよね
本間・そこがすごいんですよね。そこはでも、汚い言葉で言うと、クソもみそも一緒にしていて、要するに、そうは言いつつ、我々一日生活していて外国人を見ない日ってもはやないじゃない。一番いい例は例えばコンビニに行ったってそうだし。飲食店行ってもそうだし
今井・東京で二泊して、掃除してた人たちはみんな外国人。ローソンとファミマがあったけども、レジ売ってんの全部外国の人
本間・そうですよね。そういう人たちがどうして日本に来ているかっていうと、それは日本でそういう仕事に就く人がいないから。例えば後は農業ですよね。畜産業とか、そういう仕事に日本人の若者は就かないから、なんとかしてくれっていう業界の要望があって、
今井・で、来てくださってる
本間・そうそうそう。それをなんかね、「日本人ファースト」って…馬鹿なの?w僕はね、ちょっと信じられないよね。神谷、お前がコンビニ行って、モノ買う時に、お前の買いたいものを色々と教えてくれてやってくれるのはね、
今井・棚に陳列してくれてるのはねw