本間・ですよね。だって北欧とかでそういうことを実現してる国があるわけでね


ジョージ・そうです


本間・なんで日本が同じくらいの税の負担率なのに、日本では全く実現できないのかっていうのは、とにかく30年間ずっとね、やってきた今の自公がね、どれだけ酷い政治をやってきたかって話だと、僕も思うんですけどね


ジョージ・切り捨てていったら自分たちが住む社会って、すごく先細りして、貧しくなりますよね


本間・間違いなく、なります


ジョージ・ヘイトもそうなんですけど、なんとかがナンバー1とか、なんとかが2番、3番って付けてたら、自分も排除される側にすぐなっちゃいますよね


本間・なります、なります


ジョージ・本当に…人を罵って…これ何もプラスにならないですよね。溜飲を下げるだけ。「ざまあ」みたいなことで人を排除するっていうのは、その下地に日本が豊かじゃなくなってるっていうのがありますよね。やっぱり経済立て直さないとならないんですよ、まずはね


本間・後は結局その、いわゆるヘイト発言で敵とか見下す相手を作って話すのもハッキリ言って、酒場で酒飲んでるおっさんが誰でもしゃべれる話で。発想力も何もないんだよね、結局ね。今のこの状況をどうやったら改善できるのかっていうことは考えないで、ひたすら誰かを貶めて溜飲を下げるってことをやってたら、そりゃ国は悪くなるに決まってますよね、こんなのね


ジョージ・却って、私らの世代がそういう人って多いですよね。定年間際、あるいは定年になってね、なんかね悶々としてるというか。よっぽど若い人たちの方がリテラシー(ある分野に関する知識や活用する力)がありますよね


<残念なことに私たち40代もそういう人が多い感覚あります。というか、こういう社会に染まれば染まるほど、そういう人が多くなってく感覚がある。怖い…自分の番がいつ来るのか、震える…


34:00ジョージ・ところが転機はガンです。三年前のコロナ禍でしたからね


本間・そうだ。コロナ禍で入院だ!大変でしたね!


ジョージ・初診の患者ってなかなか受け入れてくれないですよね。だからちょっと我慢してたりしたんですけど、いよいよね、立ち上がれなくなってね。身体中が痛くて。担ぎ込まれるように大きな病院に行ったら、「大変ですよ!このままなら死にますよ!」って言われて。実際ねえ、検査を受けて、その結果は「奥様もお子さんも一緒に聞いてください」と


本間・うーわ、怖い!w


ジョージ・怖いんですよねえ…でもいやな予感当たりましたよ。ステージ4の前立腺がんから、実は多発性骨転移ですから、リンパ節転移、ですから、骨(こつ)シンチというMRIみたいな中に入る機械で調べたら、身体中の骨にがんが回ってたんですね


本間・よく治りましたねw


ジョージ・ほんとそうなんですよ。あの当時は息子にね、「お父さんに重いもの持たせちゃダメだよって。圧迫骨折する」って言うんですね。重いものってどれくらいですか?って。ハードカバーの本を持って、これくらいで骨折する人がいるからっていうくらい、大変な状態だったんですけど


本間・すごいなw


<骨ボロボロ…