参院選情勢分析・大予想!自民党は1人区を軒並み落とし、公明と合わせて過半数割れ!元朝日新聞・記者佐藤章さんと一月万冊
https://youtu.be/lIFd_V7vFsY?si=2Z5pu4WhG0Mr1Ref
11:55自民党がこれまでね、票いっぱい集めて政権を続けてきたのは、この農業票、これをね、たくさん集めることができた。支持基盤なんですよ。いわゆる農協ですよね、JAグループですよ。これがね、自民党支持をずーっとやってきたわけなんですね。
<ずーっと日陰の暮らしさせられて支持してたのかよ…
JA、農協票はですね、重要な自民党の支持基盤だったんだけれども、1人区と重なってるんですよ、かなり。1人区って当然、人口が少ないところですよね。例えば東京なんかは
定数6ですけどね。今回補欠がありますので、合計して7ですよ。大選挙区ですよね。それからね、大阪では定数4、愛知も定数4、神奈川も定数4、大きいところはそうですよ。北海道は定数3、埼玉定数4ですね。そういう風にね、一番大きいのはもちろん東京なんだけど。それから次に大きいのが定数4、大阪とかね。その次は北海道とか定数3。大きいところはね。だけど、小さい所ですね、定数1なんですね。例えば東北なんかすごく多いんだけれども、これはねまさに、農協票、JA票と大きく重なっているんですよ。そしてね、今米問題がものすごくクローズアップされてきたでしょ?米価格が高い。5kg4000円超えちゃってる!どうするんだって話をずっとテレビでやってましたよね。だけども、これ農家にとっては、これまでが安すぎたって話なんですよ。コスト割れしてると。4000円と言ったらちょうどいいねって。農家に言わせれば。そういう見方があるんですよ。そうなると、いま米価格下がってますよね。4000→3000へ。これね、米農家からしてみたら、すごいね、嫌なことなんですよ。ある意味、ふざけんなってことなんですよ。またコスト割れしちゃうだろってことでね。それをやったのが、石破さんであり、小泉進次郎さんなんですね。非常にわかりやすいことなんだけども。特に小泉進次郎さんはね、備蓄米の随意契約であるとかね、無関税のミニマムアクセス米とかね、(?)輸入米ですね、それをね、勧めたわけですよ。消費者はもちろん喜んでるわけだけど、生産者の方はたまったもんじゃないよってことなんです。
<JAって本来そういう、消費側と生産側の需給調整をするのが仕事なんじゃないの?
なのでこれ、東北地方を中心に農業票が離れるんじゃないかっていう予測がすごく強いんですよ。とにかくね、農水相ではそういう風に見ているわけですよ。そしてね、僕が得ている情報では小泉進次郎さんを農水大臣に起用したのは石破さん本人なんですよね。石破さんとね、小泉さんは、日本の農業改革はしなければいけない、そこは一致しているんですよ。農業における改革者なんですね。石破さんも小泉さんも。石破さんはね、減反政策に反対して。これは有名な話ですよね。そうなると、JA、農協と対立してくるんですよ。小泉進次郎さんなんかは見事に対立しちゃってるわけですね。なので、1人区、特に東北なんかではね、とてもね、石破内閣を応援できないと言うようなことなんですよ。そういう状況なんですよ。産経新聞が書いているんだけど、4日に石破さんが福島県の白河市を訪れたんですよ。そこでね、農協を訪れたんですね。そこでね、意見交換会とかやったんだけども、やっぱり石破さんが登壇しても、会場の拍手はまばらだったっていうんですよ。JA組合員たちの表情が険しかったって載っているんですね。こういうところなんですよ。そして一番最初に言った、森山幹事長。この人は農水族の重鎮なんですよね。なのでですね、公示日の3日JAグループの組織内候補って言うんだけれども、要するにJAグループがですね、自分たちの利害を代表する候補を組織の中から出すんですね。