佐藤・できないですよねえ…そしてねえ、元県民局長のプライバシー情報ね。兵庫県議二人に見せた職員がいるんですよ。これは兵庫県の元総務部長ということがハッキリわかってるんだけど。そのことについて改めて聞かれた片山副知事がですね、総務部長を擁護してこういうことを言ってるんですよ。それは全くの正当な業務であるということを言ってるんですよ。そのことについてね、斎藤さんにね、記者会見で質問が出たんですね。こういう片山さんの発言についてどう思うかと。つまり県職員のプライバシーを議員に見せることも県の業務に含まれるんですか?って。そうするとね、例の如くこういう風に答えてるんですよ。「今回の県保有情報を漏洩するということは良くないということで、先般の第三者委員会でもそのように指摘されている。県が保有すべき情報というのはきちんと管理をしていくことが大事だと思う」っていうね…非常に他人事でね…全くこの人ね、別次元に存在してるとしか思えないんですよ
望月・まあ、ここまでの人は早々出てこないと思うし、安倍晋三以来じゃないかってあったけど、安倍さんもこんなに酷くなかった?じゃないですか…似たようなとこあるか?ちょっと違いますけど…
佐藤・似てるけど、安倍さんはね、まだ人間的なね、反応があった。動揺してたもん。表情に焦りが。ところがこの人ね、表情に焦りが見えない!鉄仮面。もうちょっとすごいのはね、SNSなんかのね、誹謗中傷を防止する兵庫県の条例案、これを作ろうということになったんですよ。流石にね。わんわん言われたんで。その素案をホームページ上で公表したんだけれども、これねえ、そういう素案になったかというと、人種とか性別、それを理由とした差別的な誹謗中傷、それを受けた被害者から申し入れがあった場合は、知事が被害者に変わって削除要請を行うということなんですよ。要はね、差別的な内容のものだけ、削除要請しましょうと。じゃあ、今回ね、例えば県民局長とか、竹内英明県議、亡くなっちゃった、その人たちが受けた誹謗中傷、これはどうするんだ?って話ですよ。それは該当しないんですよ…
望月・なぜ?
佐藤・つまり、それは差別的なことじゃないんで…今言ったように性別とか人種とかね、そういう差別的なことじゃないので、それは当たらないと。そこはもう表現の自由なんだと
望月・マジですか…
佐藤・マジなんですよ…驚くべきね、条例案。つまり斎藤という人はね、ここまで執念を
望月・ここまでできるんだ…
佐藤・絶対にあの県民局長は許さないと。絶対に竹内も許さない。そうなると僕ね、思うんだけど
望月・亡くなっても、なお
佐藤・そう。なお。僕思うんだけどね、色々と兵庫県の問題あるんだけど、一番の黒幕ってやっぱり斎藤さんじゃないかと思うんだよね
望月・今回のことね
佐藤・今回のことというか最初から
望月・つまりもっとバックに維新なるものとか自民なるものとかいてね、私はなんかそこが阿吽の呼吸じゃないんですけど、今もって辞職を突きつけることには躊躇してるんですよ。だから斎藤さんって、その後ろがある維新利権的なものとか、そういうものと微妙に絡み合ってるのかと思ってたんですけど、そうじゃない?
佐藤・もちろん絡んでるでしょうね。ただね、色々と後ろ向きなことをやったり、あるいはしなかったり、それをやらせてるのは、これは斎藤さんじゃないかと思うんですよね
望月・つまり他はいないんじゃないかってくらい突っ切っちゃってるわけだ。確かに誰が彼にここまで指南できるかというと、いない気がしますよね
佐藤・そう
望月・背景がないというと、彼が本拠本元でwそこにメスを入れることをもし諦めたとするなら、これは週刊新潮が書いたことがその流れになっていくというなら、もう司法は本拠本丸の斎藤氏にメスを入れることを諦めたということになるんだ
佐藤・そういうことですねえ