17:25佐藤・「焦点となっているSNS戦略について証拠を精査した結果、メルチュ代表がある程度主導して進めてきたと認められなくもない部分はあるが、一貫して行ったかということには無理があるようで、起訴猶予処分が有力視されています。出直し戦で斎藤氏が当選して現在知事を務めているため、起訴などして県政にこれ以上の混乱を来すことは良くない。メルチュ代表はこの間プライバシー侵害にもつながる様々な報道を通じて、ある種の社会的制裁を受けていると言った考え方が警察・検察の間で共有されているようです」


望月・酷いな!それで制裁を受けたと?一通り?


佐藤・これはね、新潮が取材した地元新聞の社会部はこういう見方をしてますね


望月・地元紙かー


佐藤・僕が前から聞いている話ではやっぱり情勢は変わったと。当初はやる気満々で絶対に挙げるということだったんだけど。とにかく兵庫県警の本部長が変わったので、この新しく就いた本部長は相当慎重に考える人なんだということですね


<慎重っていうのか?それ?


佐藤・それともう一つは、検察のトップである畝本さん


<またソイツか…


佐藤・慎重じゃないですか。慎重だし、こういうことについては波風立てたくないという人ですよね。なのでこれはね、非常に情勢として難しくなってきたと。情報を受けましたね


望月・ええ〜?こんな大騒ぎになってて、何一つ捜査しないってのは、いやあ…もう日本の司法はダメだね


佐藤・そうなんですよねえ…


望月・社会的制裁を受けたとか言ったらみんなそうじゃないですか。逮捕起訴されなくても、特捜部に逮捕されただけでみんなもう相当なダメージだし。それを今回、折田さんには十分だということですか


佐藤・折田さんは何も知らないでやっちゃったみたいな人じゃないですか。なので、起訴猶予とか色々考えられる。だけど、斎藤さんはそういうわけにいかないでしょ。斎藤さんについてはね、刑事罰ってのは考えられたんだけども、どうも、これはやらないみたいだと


佐藤・そうなると、立花孝志さんについてもね、これはやらないんじゃないかという気もするんですよね。立花さんについては奥谷さん関係で脅迫とか威力業務妨害出てる。二馬力選挙もあるんですけど。一番最初に言った県民局長の情報。これもねすごく喋っていたじゃないですか。そういう問題もあるしね。こういうところがね、警察が何か手を打たない限り、日本社会は本当にね、崩れっぱなしですよ


望月・そうですよね


佐藤・大問題ですよ


望月・もうなんかダメだね。本当にこれがそうならばですよ!でも地元記者は諦めモードってことじゃないですか。新潮が熱心に取材してるから取ってるのか、逆に言うと地元紙の記者がそうだってことは、各社番記者いますからね。全国の注目もあったわけですから。他社も地元紙以外を含む大手もみんなこの空気感わかってるでしょうね


24:30(事件と向き合おうとしない斎藤知事について)望月・そこを認めたら、自分の県知事人生終わりで、ここから落ちたら何もないって、そのこともあるんじゃないですか。他に後ろ盾を失ってしまったら自分は単なる人になっちゃうわけじゃないですか。単なる人であるよりかは、この地位に食らいついておきたいと


佐藤・まあそうなんだね


望月・自分だったらそれできませんよね。ここまでのことが起きて。