佐藤・そうか、石原さんも、そして反町さんも、そしてね問題のBプロデューサー自身もすごいんですよ。みんなね、主要人物って言っちゃなんだけど、日枝体制で出世していく人ってのはみんななんかやってるんだよね。そしてね、日枝さんが喜ぶようなことをささやけば、キャスターになり、取締役にまでなり、ということでね。日枝体制の何がダメって、具体的にわかるじゃないですか。これで。
望月・わかりますよね。何が問題か
佐藤・はっきり言ってるじゃないですか。そういう体制があるので、みんなやる気を失ってしまったとはっきり書いてますよね。本当によくわかる。
望月・なんだろうなあ。声上げても届かないっていう絶望。Mさんはこんなに果敢に戦ってるのに、最後に「我が社としてはハラスメント事案は無かったということで」みたいなね。私の声ってこんな簡単にかき消されるんだっていう。それがもうこの反町事件をして、かなり広がってたという役員の話で出てくるんですよ。驚いたと。反町さんが結局このまま役員で続いていくと。ああもうダメなんだと思ったみたいな。それが2018年ですよね。そこから7年経ってるんですけど、他局にも我が社も含めてセクハラ問題ってあると思うけど、これほど、報道出てもそのまんま行けってやって、会社としてもハラスメントは無かったと、そこまでの事案では無かったと
佐藤・普通ここまで出ちゃうとスポイル(台無し)されるじゃないですか。僕、朝日新聞の経験で言ったら、それでクビになった人いましたからね。
望月・ああ、出るとね?懲戒免職ってことですか?
佐藤・そうそうそう。僕と仲が悪かったんでね。ざまみろみたいなwそれはともかくwあんまりこういうこと言っちゃいけないなwそんなことありましたけど
佐藤・ここまで表に出てる人がキャスターやり取締役になったと。それってまさに日枝体制じゃなければあり得ないことじゃないですか。独裁者がいなければ
望月・そうですね。結局のところ、日枝さんの人事って言うのが、社外、社内、取締役全て、全てを握っていた。14だっけ。取締役。普通じゃないよね。会見で言ってましたけど。何社かはわかるけど、14社って。グループの権能みたいなものですよね。やっぱりここを変えなければ、フジ、視聴率が下がってて、その最中にこれですから。本当に変わらなきゃいけないと危機感も強いとは思うんですよね。今回のことで色んな意味で刷新されるといいし、反町さんと同期の小島奈津子さんのパートナーの方が今回、コンプラ担当の取締役とかになるらしいんですね。その方は報道を見る限りはすごく評判が良くて、浮いた話もないし、すごく真面目だと。小島さんも「浮かれるところがない」みたいなことで評価された話が出てきましたけど。人を変えることでね、組織ってのは変わっていくと思うんで。今回のことでショックを受けている社員の方は中居氏の問題で多いですけど、変わっていくといいなということと共に変わらない面もあるんじゃないのかなと、清水さんとかの会見を見てて
佐藤・とにかく日枝体制。具体的に見ると、これで非常によくわかりますよね。反町さん、石原さん。安倍派というか。清和会。そういう情報をね、これは政治好きの日枝さんとしては知りたいし、色々教えてくれる。これは覚えめでたいということで。反町さんなんかまさにセクハラこんなに出たのに、キャスターやり、取締役やりってことですよね。方やバラエティの方見れば、Bプロデューサーのように中居さん、松本さんと仲良くやり、入魂になり、入魂になる手段っていうのは、女性アナウンサーを上納ではないけども、呼んで、ホテルの最高級ルームで色々セクハラしたりやってるわけでしょ?そして、Bプロデューサーは港浩一社長ともうまくやってて、港会とかいうのやってるんですね。港さんは港さんで。そしてね、まさに大手プロダクションの大物社長かなんかおべっか使って。その大物プロダクションの大物社長たちは日枝さんと入魂である。ということで、それまでは共同テレビジョンっていう社長だったのが、定期的に戻らされて、定期的に社長をされると。こういうことをですよ?報道部門でもやり、バラエティ部門でもやり、そしたらフジテレビの社員がやる気なくすの当たり前ですよね。っていうのは、番組面白くないって、当たり前ですよね。つまり、日枝さんがね、編成局長って言ったかな?「面白くなければテレビじゃない」とか言って色々やったわけでしょ。僕はね、それ以来じゃないかと思うんですよ。テレビって面白くないじゃないですか。どこを回しても馬鹿騒ぎみたいなことやってて、じっくり見て、面白くもなんともないというかね。かつてはドキュメンタリーをやったり、色々深い番組がありましたよ。今全然ない