斎藤知事は国より、法律より偉い!?兵庫県が無政府状態!東京新聞記者・ジャーナリスト望月衣塑子さん。元朝日新聞・記者佐藤章さんと一月万冊
https://youtu.be/fIMrpUlTp8E?si=sxOrczUBlwBB5a1X
33:00佐藤・何で有権解釈というものがあるのか。消費者庁の。その主旨ですね。それから公益通報。何で外部通報というものがあるのか。つまり、通報される当事者にはわからないようにして外部通報するわけじゃない。主旨としてはね。その主旨も、全くわかってない。ということなんですよ
望月・なるほどねえ…いやあ、すごいな
佐藤・外部通報について。記者会見でそういう話になった時ね、兵庫県では「こういう風な解釈でやっておりますので」みたいな
望月・「外部通報っていうのはこうじゃないですか」ってきて「それはまあ他の自治体はそうかもしれない。我が県はこれです」と
佐藤・兵庫独立国家ですよ。世界的にも珍しい。例えば幸田教授によればですね?他の自治体では工夫してるんですよ。例えば大阪市では外部通報は直接外部の弁護士に行くんですよ。専用メールとか郵送でね。内部に漏洩しないんですよ
望月・内部に行っちゃったらね、ダメですよね
佐藤・そう。大阪市ではね、維新の時代の前にそういう制度を作ったんですよね。大阪市では2023年内部受付窓口で466件外部受付窓口で156件受け付けてるんですね。兵庫県の受付を見ると、2023年度はたった4件。2024年度はたった13件
望月・うわ〜怖い…機能してないってことよね
佐藤・大阪市に比べて桁違い!全然公益通報が機能してない!ということなんですよ。そして兵庫県ね。内部統制の対象となる事務、財務に関する事務に限られてるんですよ。財務だけ。財務だけって、問題それだけじゃないでしょ。例えば、今回問題になったのはパワハラもそうだし、情報漏洩問題もあったでしょ。非常に重要でしょ。ところがそれは入ってないんですよ。対象にね。他の自治体を見ると、例えば群馬県なんかでは個人情報保護に関する事務、公文書関連に関する事務、公正な処分の執行を損なう恐れのある対応への働きかけに関する事務、新潟県も同じような感じですね。静岡県は全ての事務事業となってるんですよwなんで財務だけに限んなくちゃいけないんだろう?w
望月・へー…いや、なんか全部がおかしいんですね。兵庫県という自治体自体が持つべき制度が整ってないというか。通報窓口がシャットアウトされてる話ですよね
佐藤・世界的に珍しい斎藤自治共和国
望月・できあがってる…
佐藤・そう。そのね、本当に珍しい考え方をする独立国だと思いますよ、兵庫県www
望月・いやあ…
佐藤・幸田さんもハッキリ言ってるんですよ。兵庫県ではこれだけ問題事例が発生したんだから、全ての事業を内部統制の対象とすればいい。内部関連の指針は抜本的に見直される必要があります。それなのに現状では内部統制の仕組みが著しく不十分である上、公益通報に至っては、通報を封じるに等しい仕組みになっています。県政のトップである知事には内部統制の権限と責任があります。内部統制、公益通報の制度を実効性のあるものに整えなきゃならないのは当然の義務です。斎藤知事はその義務を放置しており、しかも、自分自身が設置した第三者委員会の報告書を事実上、無視しています。知事の職責を担う資格はないと言わざるを得ません。ハッキリ言ってるんですよ。地方自治法専門の幸田雅治教授が
佐藤・「資格がない」とハッキリ言ってるんですよ
望月・酷いことやってるねー…皆さん、わかってるんですかね?