24:00今井・コンプライアンスってみんなわかりますよね?各局にあるんですよ。どの企業にもある。局長に聞いたんですよ。フジではコンプラの室長のところに話が行かなかった。港さんも認めてましたよね。「彼女の健康のことを第一に考えて」「彼女ができるだけたくさんの人に言わないでください。ごく少人数に。限定的に」って言ったから広がらないようにってあのさ…営業や広告に言えと言ってるわけじゃないねん。コンプラに言わないで、どうするんですか?
本間・やっぱり何かがおかしいですよね?
今井・放送局の局長に聞いたんですよ「どう思う?」ってね。「そんなことあり得ない話や」ってw僕と同じこと言ってた。「まずコンプラでしょ」ってw「ただね、今井さん、フジだけじゃなくって、うちも含めてどの放送局もめちゃくちゃ重要なことは上がってこない可能性ありますよ」と
本間・なるほど
今井・わかるでしょ?言いたいこと。本当にすごいことは取締役の内々(うちうち)だけで内々(ないない)に処理してしまおうということで、コンプラに上げてこない可能性はあると思うし、これまであったと思うと言ってました
本間・コンプラの室長、役員っていうのは耳に入ったら厳正に行動しなきゃならないわけですよ。
今井・それが仕事だから
本間・つまりだから、そこに上げないようになんとかしなきゃいけないwじゃあ何のために作ったんだよw
今井・とんねるずを育てたバラエティ上がり。分かってないねえ。これが報道出身なら分かってたかもしれないね。フジテレビだけに問題があるとは思われてはいけないので。本間さんも僕もそうは思っていないんですよ。テレビ各局に多かれ少なかれある問題だと思ってるんですね
今井・元TBS花形記者で報道局のキャスターもやってた金平さんが質問に出てこられたんです
今井・金平ですって喋り始めたら、司会の方が「すいません、所属言ってください」って。「ああ、今フリーです」って言って。で一言めに「あなたたち何やってんですか…」から始まった
今井・なぜ前の会見の時にテレビを入れなかったと、そんな話は終わってる。でって俺思ったけどね。金平さんは報道のキャスターとして本当にいい仕事をしてきました。優秀な記者だと思う。ところが、金平さんは伊藤詩織さんのことをご自身の看板番組である報道特集で一回も取り上げなかった。一回もです。
今井・外国人特派員協会で伊藤詩織が出てきた時に、その時も金平さんはマイクを握ったんですよ。伊藤詩織さんの前で。「私の元の同僚がこういうことをして、本当に申し訳なく思ってる」と。ワシントン支局長の山口敬之。「本当に申し訳ない」って謝ったから、僕次の報道特集で取り上げると思ったんですよ。外国人特派員協会ではそんなこと言いながら、報道特集ではついに一回もやらなかったんですね
<テレビ関係の奴らは大抵二枚舌だから。大っ嫌い
今井・だから今回もあれだけ仕事重ねて来られたんだから、どうせTBS辞めるんなら最後に伊藤詩織問題を取り上げて欲しかったんだけど、今からでも遅くないからこうやってフジテレビの不祥事について「何やってんですか?」って追求するよりも、フリーになったんだから伊藤詩織問題取り上げてくださいよ
今井・伊藤詩織さんはブラックボックス・ダイアリーズっていうご自身が監督されたドキュメンタリー映画で第97回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー作品にノミネートされてるんですよ。ところが、TBS全然取り上げてないじゃないですか。それはTBSだけじゃなくて、どこも取り上げてないんですよ
<だから日本は性加害に甘いんだよ