護憲派の巨頭・樋口陽一さんが次世代を挑発する「なぜ反乱しない」「9条に恥じない国を」【ロングインタビュー】:東京新聞 TOKYO Web


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→ 「先行世代を押しのけて1歩でも前に進んでほしい。なぜ反乱しないのか」と私たちを挑発する。


→ 《政治の役割は二つあります。一つは国民を飢えさせないこと、安全な食べ物を食べさせること。もう一つは…、これは最も大事です。絶対に戦争をしないこと!》


→ 「一人一人かけがえのない個人、全体のために犠牲にするわけにはいかない個人を大切にする。そうした意味での人間尊重。それが、文ちゃん、ひさし君の生き方そのものだったと思いますね」


→ 日本国憲法の肝心なところは「個人の尊重」を定めた13条だと言ってきた樋口さん。


→ 人間尊重などと言いますが、単なる『人間』という言葉は要注意です。全体のためにいけにえを差し出すことこそが人間的だ、という考えもありますから。戦争中の特攻隊などは、そういうふうに美しく飾られました。だから、代替物のない個人というところに突き詰めてこそ、初めて意味がある。それを本気で認めるかどうか。その一点で、憲法観の基本が分かれると思います


→ だから、現行憲法が「個人として尊重」としているところを、自民党の改憲案が「人として尊重」としている点を危ぶむ。個人が単なる人的資源におとしめられかねないからだ。


→ 日本国憲法がなければ、やらかしたに違いないことへの抑止力が、確かにあった。あからさまな直接的な軍事行動を控えることができたと思います。


→ 樋口さんは、自衛隊の存在を憲法に書き加えることの法的な意味について理解が足りないーと指摘してきた。基本的な法の原則の1つに「後(のち)の法は先の法を破る」があり、ある法規範に、それまでと違うことを書き加えれば、前からあるルールは失効するか意味を変えるという原則だ。


→ 大事なことは、自衛隊の『専守防衛』ということ。この言葉遣いは日本社会に定着したはずです。自衛隊を外向けに使わないというコンセンサスは、戦後のいかなる政府も正面からは破ることができていない。9条がなかったら、今ごろは世界中に日本国軍を派遣しているのではないか。米国はいろいろなことを、いろいろな文脈で持ちかけてくるわけですから


→ 司馬さんの『芯』の部分は理解されていないのではないですか。高度成長の日本の凱旋(がいせん)歌を歌ったのが司馬さんだという見方は、本当に見当違いなんです。日本人を勇気づけてくれた存在だなどとよく言われますが、司馬さんの目ははるかにシビアでした。『この国のかたち』など、書いたものにはっきり出ています


→ 日本という国は江戸時代の幕藩体制までは『公儀』という言葉があったように、幕府も藩も殿様の私有財産ではなかった。公のものだからこそ、殿様が国を私物化するような殿様に値しない人物であれば、忠義な家臣が黙っていない。”主君押し込め”で引退させました


→ 国民学校に通っていた私は、『日本が負けたら軍艦に載せられて太平洋に突き落とされる』と先生から聞かされ、死ぬことを覚悟しました。それが戦時教育。上皇も、昭和天皇の皇太子として相当な覚悟があったのではないでしょうか



→ それぞれの世代について言えることだけど、自分より先行している世代を押しのけて1歩でも前に進んでほしい。先行世代から何か利益が回ってくるのを待ってる気配がある、特に政治の世界では。嘆かわしいことだと思います。なぜ反乱しないのか。従順なサラリーマンのようなイメージじゃないですか、いまの若手議員たちは


😭従順なサラリーマンになるような教育を受けたんです


扱いやすい子供に仕立て上げるのが昭和の教育だったじゃん…


私はよく突飛なことして怒られるタイプだったから、覚えてるんだあ( º言º)


平均の答えを探す教育制度


なんか知らんが注目もされやすく…すぐイジメの対象にされたし…小中それで、高は面倒くさくなって、人と距離を置いて孤独を楽しんだ


区立図書館がお友達だったね


あとBOOKOFF🤣🤣🤣


すごい憲法学者さんってのはわかるんだけど、その時代の教育に対しては興味が無いご様子ですね😭


まあ、一人の人間ができることは限られてますからね😭