「セクシー田中さん」ドラマの件についてこんなに腹が立つのは、芦原先生がいう「改変もしくは削られた」シーンが、恋愛とは関係ない箇所だけどとても大切なエピソードばかりで(原作を読めばわかる)、そこをあえて削ってまで改変した内容が結局「王道恋愛もの」だったこと。その「王道」も、先生があえて外して描こうとしていた方向性であり、読者はそれで納得していたし楽しんでいたはず。それを全部無視したということは、ドラマの作り手が結局視聴者をも馬鹿にしてるってことがはっきりわかってしまったんだよね。テレビ局と出版社(それに迎合する一部脚本家も)受け手を舐めすぎ。
今、テレビ局、小学館、一部脚本家を庇っている人たちは、基本的に消費者を舐めてかかっている人たちだと、私は末長く記憶しておこうと思っている。
もちろん、日テレ、小学館が視聴者と読者を馬鹿にしている(あの声明を読めば、編集部だって読者を舐めていることがわかる)というのは大前提。
人にリスペクトされるようなものを作りたかったら、まず受け手を尊重して馬鹿にしないことだね。
手段は違っても何かを表現することに関わっている人間として、「自分の表現をみてくれる人たち」の知性や感性にも信頼とリスペクトを持つように心がけているからあえていう。
https://x.com/lilalicht_8/status/1756943981907509656?s=46
@私が言いたかったのはまさにそれです。「視聴者なんてこのレベルだからこの程度でいい」が基本なんですよ。作っている自分たちが偉くて、見る側は黙っていろというのが根底にあるんですね。自分が制作会社にいたン十年前からずっと変わってない体質です。