父と政治のことで言い争ってから二日経ち、もう一度、私なりに、父が自民党に固執する意味を考えてみたところ、絶対に繰り返したくないことがひとつあって、東京都の財政が赤字になったことを繰り返し伝えてきたことを思い出した


父が言うには「野党に任せたら日本が終わる」そうである。それを妄執してる


はっきり言って、一度の失敗で自民党に任せ続ける父の方が間違っている


そもそも「失敗から学ぶ姿勢」がない


マスメディアを牛耳って、市民に必要な情報を与えず、ろくな議論もできない、今以上に最悪な政権があるだろうか


野党がダメなら自民党しかない。そう思うこと、思わせることが思考停止となぜ理解できないのか


私にはこの10年でこの国の政治がダメになった理由がなんとなくわかってる


とにかく国民が政治を語りたがらない


更にオートメート化が進んで個人でできることが増え、普通に生活してるだけでも孤立を深める人が多い。孤立が深まると、烏合の衆からなる民衆の声というのはどうしても小さくなっていく


その危険性に気づいて、政治交流会なるものを市区町村で開く気概もない


政治というものの必要性をわかってない国民があまりにも多い


だから選挙権も大事にするわけない


棄権する


そして、既存の者たちだけが指導的立場になって、その権威で悪いことを始めるといった構図だ


こういう国民が増加するなら、遅かれ早かれ「上の指示待ち」国民がいる「独裁国家」にしかならない


いまの政治はあまりにも国民の声を拾うシステムが出来上がってないし、やろうとしてない。デジタル化しようが、自分たちが国民を縛り上げるようなシステムを作ることに頭をまわすのが見え見えだ


知識のない愚かな民衆は今も昔も圧倒的な指導者に弱い


いつ何時、日本がヒトラーのような指導者に乗っ取られてもおかしくない状況だ


とりあえず指示待ち態勢に慣れないのが大事かと思う


どんな事も自分で考えて行動して失敗して、そして修正しての繰り返しでしか「成長」はない。


それが人間だし、人間が作ってる政治も同じ。今の政治は自分たちのやってることに真摯に向き合ってるか?国民に向き合ってるか?そうでないと思うなら、自民党はもう「成長」を諦めてる。「既得権益」保持して遊びたいだけだ


そういう政権であることは確実です


なぜ市区町村ごとに選挙日バラバラなんだろう?「議論させないように分断させたい」という政治家たちの気持ちが見え隠れしてないかな


国民の暮らしを守るべきポジションの人にとって、自分たちの仕事を増やす民衆は「面倒臭い相手」以外の何者でもない。自分が働いてみれば、客になる相手というのが、いかに面倒臭い相手になるかわかるだろう。そういう狡猾なやりとり前提で色々な物事が進むのは折り込み済み。その上で議員を選ぶ。ならば国民にとって「わかりやすい政治」をしていない政治家を選びたいだろうか


今のようにマスメディアを操って自分たちがやってることを報道せず、「閣議決定」などで議論不十分のまま国民の税金が使われていく政治でいいのか。それはつまり、自分たちが納めてる税金で「こうしたい」という物事に、常に協力的ではない人がいるのと同じ


そんな人たちと協力して暮らしやすい国を一緒に築きましょうって気持ちになれますか?って話なの