かつての大日本帝国を含め、古今東西の権威主義国が外敵の脅威を誇張して、軍備増強に走る理由の一つは、自国民が政府に向ける疑問や不満を潰すためです。「今は非常時だ、国が一丸となって危機に取り組むべき時だ」というムードを作り、政府の横暴を国民が批判できない状況を創り出すことが目的です。


日本人は「国を守るためだ」と威圧的に言われると、守られる対象に自分の命と暮らしも含まれるから「仕方ない」「我慢しよう」となりますが、大きな間違いです。


北陸の震災対応でこれほど「人命軽視」「住民の暮らし軽視」の態度を示す自民党政権には、国民の命や暮らしを守る気など全然ありません。


日本会議系と親密で改憲に前のめりのフジサンケイグループのBSフジの番組が、岸田首相に改憲を語らせた事実が示唆するように、近いうちに「国を守るためだ」という大義名分で、憲法変更の政治的動きが始まる可能性があります。


しかし国民は騙されてはいけない。一般国民は守る対象ではありません。


https://x.com/mas__yamazaki/status/1743174752167153896?s=46