ボクのシアワセ | Rain公論

ボクのシアワセ

『結婚はしないの?』と聞かれて、『そうですねえ』と苦笑いのボク。
週末の飲み会での席だ。
他人のアドバイスを聞くのは好きじゃないが、ここは人生の先輩…と我慢して話を聞いていた。
その人は糞みたいな人間だけど、2児のパパっていうのだから驚く。
背負ってるモノがボクとは全然違いすぎて、これだけは尊敬するばかり。
でも、ボクは家庭に対して憧れがある訳ではないし、特別子供が好きという訳でもない。
それに、漫才にだけは嘘をつきたくないから…。
やっぱりボクは漫才に救ってもらった人間。
数え切れないほどの恩があるのです。
ボクは、漫才を誰よりも愛している。
これから先、漫才よりも愛せる人が出来る訳ないし、目先の幸せを選ぶほどボクも馬鹿じゃない。
何十年経っても、心の底から愛せるであろう職業を見つけてしまった事、これが何よりの幸せだ。



Rain.