シャドーハウス 最終話 | 雨と月の夜

雨と月の夜

アニメのメモ

これはアニメ化大成功、今期の1本。

最後のケート様はローゼンメイデンの真紅に重なる感じだった。

 

OPEDとも秀逸、特にEDは素晴らしかったと思う。

ダークな世界観とダークな映像センス、これも最高。

キャラデザの魅力も素晴らしい。シャドーとのギャップが非常にいい、効果的。

そしてキャストの熱演。これは本作の魅力を倍増していたと思う。エミリコはベストアクトレス候補かと。そして鬼頭ちゃんの絶対的な存在感と圧倒的な映像支配、これだけでも見る価値ありだった。

 

エドワードの野望がくじかれたところで終了。これは2期が期待だが・・・予告はなかった。クラマーと同じか。

新しいシャドーとして覚醒するケート様、そしてエミリコ、更に仲間達も。この1クールに濃密に色々詰め込んで、本当に見ごたえがあった。

土師さんの大おじ様も圧倒的。それぞれの思惑が重なり、イイ感じのところで終了。

 

シャドーの存在は、原作以上に暗示的だったように思う。これはアニメ製作チームの功績か。

今の世界を支配する、陰のような何か。実体のない意思、異常なナショナリズム、義も道もないひたすら自己の利益だけを求める人、国、企業、みんな顔のない何か。

 

製作に携わった方々に敬意を。迷うことなき今期の1本。