虚構推理 最終話 | 雨と月の夜

雨と月の夜

アニメのメモ

琴子ちゃんと鬼頭ちゃん、これに尽きる感じw まあ、雨月夜がかなり穿って作品鑑賞していたせいだと思う。なんだろうなー・・・と考えていて、鬼頭ちやまんの声質というか、演技というか、非常にいいから、雨月夜それが好きなんだろうね。琴子と合ってるか否かについては、原作ファンと話してて、どうもネガティブらしいんだけど、雨月夜は合ってるよなーと感じる。なかなか長いセリフが多いから、それをうまくこなす鬼頭ちゃんに拍手。

今期のベストヒロイン候補。今期は魅力的な女性キャラが多くて楽しい。

 

元々ライトエピソードを束ねたような作品じゃないし、1クールとしてはまとまりもよかったし、キャラの魅力(特に琴子)を際立たせつつ、謎解きにポイントを置いた点は、真っ当なアニメ化だったと思う。やっぱ3話完結のエピソード束ねた作品より見ごたえあるね。

 

ここ10年くらいで、アニメや漫画や小説ではお化けの類を「人がいるから存在できるもの」と定義した話が多くなったけど、それを変化球など投げずドストレートに投げたのは面白かった。色々考える余地を与えてくれた感じ。雨月夜はお化けとか超能力とか、そういうの全く信じないんだけど、それを信じる人がいるのは全然認める。その人にとっては見えるし、存在しているんだと思う。当然だ、その人には実際に見えているんだから。宗教もそうだ。信じる人は救われる。確かにそうだけど、正確に言えば、信じる人はその個人の中で救われる、だ。

鋼人七瀬のような都市伝説って、確かに存在する。なんかそういう夢は存在して欲しいなーと雨月夜は思ったりする。だってネットが発達して、何もかもが共有されたら、もうそこに可能性はなくなっちゃうからね。

 

製作に携わった方々に敬意を。1クールに手堅くまとめた良作。是非このメンバーで新エピソードの映像化を!ショートエピソードの重ね合わせでもいいから!