クオリディア・コード 8話
ラストシーンはなかなか衝撃的。まるで結城友奈は勇者のごとく。見えている世界は虚構。
本作、スタッフはクセモノ揃いだけに絶対に何かトラップを仕掛けてくると思ったけど、唐突にお姉ちゃん殺して(死んでない?)、挙句神奈川No1、No2を退場させるというセオリー破りを連発。主要キャラをこれだけ一気に退場させるとか、なかなかあり得ない。さらに見える現実が現実ではなさそうだという衝撃。7話までは何だったのか(かなり好意的な意味で)。流れ的に2クール欲しいところかな。
大人が子供を闘わせるとか(それもごく少数の大人しか出てこない)、臨海県が最前線になっているとか、すごく不思議に感じさせる事象が序盤からズラリと並べられていた。8話でそれらを一気に結びつけ始めた。これは終盤期待せざるを得ない。このスタッフなら・・・ですよねーw
ねじ巻き精霊 8話
本作、戦場のヴァルキュリアとか、六花とか、似たテイストの作品が定期的に放映されるが故に、序盤に二番煎じと思った人は多いと思う。雨月夜もそう。でも8話まできて、構成がなかなか絶妙だし、各キャラの個性も強く無くてなく弱くなく嫌味がない、ソロークがスーパーマン的に強いから目を引くと、トータルで見てかなかなか面白い。こういう作品、実は大ハズレしないんだよなぁ。そしてお約束は上官が無能過ぎること。これだけはどんなアニメでも鉄板設定になってて、どうにかならんもんかなーと思うw、あまりに無能すぎる場合が多い。あと、兵器性能のミスマッチ感みたいなのもお約束。本作も狙撃兵チームを創設するとか、螺旋構造で弾の直進安定性を高めるとか、一方で刀剣が無双に強いとか、ゲーム的な感じ。まあこれは作品を面白くする上で必要な設定か。
Re:ゼロ 19-21話
大迫力の白鯨戦。今期屈指のバトルかと。20話の最後かな、3匹出てきたときはなかなか衝撃的だった。さらに魔女教徒との戦いに、ライバル君登場という展開。原作ファンがみんな言うとおり、ともかく全体のパーツの組み合わせが絶妙なこと。リセットで世界線が変わることで微妙に変わるパーツの配置、正解を選んだときのパーツ配置、これらが実はすごく面白い。何度やり直してもバッドエンドしかない中で見つけた白鯨エンド、バッドエンドが非常に重かったから、それに対応する白鯨エンドも3話構成という気合い。こういうところもシリーズ構成の妙というか、原作をよく知っているのだろうなーと思う。
その他
D.grayは失敗したなぁ・・・・。すごい展開で進んでいるだけに。1期なんかあんま覚えてないし、原作も追ってないし。これ、ファンだったら震える展開だろうなーと思う。あーあ、失敗した。(が、改めて1期見直すとか、原作チェックしなおす時間もなぁ。)
サーヴァンプも同様。ファンじゃないと、どうも各キャラの背負っている運命の重さみたいなのが伝わってこないんじゃないかと思う。テラシーがなんであんな頑張るか、今もって伝わらないんだよなぁ。。。あとコミカルテイストとのギャップがそれほど機能していないというか。・・・あーあ失敗。本作に関しては原作ファンからのアドバイスに従って、原作を一通りチェックしておけばよかった。アドバイスしてくれたファン氏、ごめんなさいw