【平安S】【過去データから分析】穴馬発掘術~穴馬の共通点から今年の好走馬を考察 | らいまるのデータ分析記

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【平安S】穴馬発掘術~穴馬の共通点から今年の好走馬を考察【過去データから分析】  

 秋のチャンピオンズカップを狙える好メンバーが揃う平安Sです。本ブログでは過去、好走した穴馬に共通する条件から今年期待できる馬を考察していきます。

 

競走名について(JRAホームページより)

 本競走は、1994年に創設された重賞競走。2013年に距離が1800mから1900mに延伸され、時期も1月から5月に移設して実施されている。平安(へいあん)は、平安京の略称。平安京は、794 年に長岡京より遷都された都で、大きさは東西4.5km、南北5.2km。平安遷都1100年を記念して1895年に建立された平安神宮は、大極殿と応天門を模造し、平安京大内裏の朝堂院を3分の2に縮小し復元している。祭神は桓武天皇で、1940年に孝明天皇が併せ祀られた。秋には京都三大祭のひとつである「時代祭」が行われる。

 

 

直近の推奨好走馬

4月27日 青葉賞(GⅡ)

ショウナンラプンタ 7番人気 2

<推奨理由>

前走上がり最速の2勝馬

4月21日 フローラS(GⅡ)

カニキュル 4番人気 3

<推奨理由>

重賞経験&同舞台での唯一の勝ち馬

4月14日 皐月賞(GⅠ)

コスモキュランダ  7番人気 2

<推奨理由>

外枠の重賞勝ち馬

 

 

目次

  • 過去に好走した穴馬
  • 穴馬に共通する条件

①重賞馬

②継続騎乗

  • 今回期待したい馬
  • まとめ
  • おまけ

 

 

 

過去に好走した穴馬

 過去7年の平安Sで馬券になった5番人気以下の馬たちは以下の通りです。(21、22年の中京開催は除く)

 

 

この馬たちに共通する条件を探っていきましょう。

 

 

①重賞

 5番人気以下で好走した6頭中3頭は地方交流重賞を含む重賞馬でした。中央のダート重賞はご存じの通り数少ないですので、JRAの実力上位の馬が多数出走します。このレースでは重賞勝利経験がある実績のある馬であることが重賞です。
 
※該当馬を色付きで表示

 

 
 

②継続騎乗

 5番人気以下で好走した6頭中5頭は継続騎乗でした。その馬の特性や癖を理解しているジョッキーが騎乗することで穴馬としての好走に繋がるようです。
 

※該当馬を色付きで表示

 

 

 
 

 

 

 

今回期待したい馬

以上を踏まえて今年の平安Sで期待したい馬を2頭挙げたいと思います。
 
ミッキーヌチバナ
 1頭目はダノンレジェンド産駒のミッキーヌチバナです。前走のアンタレスSで重賞初勝利、引き続き太宰啓介騎手が騎乗しますので両方の好走データに該当しています。5歳秋の16戦目にようやく条件戦を突破した馬です。一方で安定感は非常に高くデビューからの全成績は5-2-6-6とクラスを問わず大敗をしないのが特徴です。前走は太宰啓介騎手に8年ぶりの重賞勝利をもたらしました。父のダノンレジェンドが短距離馬ですので100mの延長で初挑戦となる1900mに若干の不安は残りますが、安定感のある中央重賞馬が軽視されるのであれば積極的に狙いたい1頭です。
 
 

ヴィクティファルス

 2頭目はハーツクライ産駒のヴィクティファルスです。芝重賞ですがスプリングSの勝ち馬、また、引き続き池添謙一騎手が騎乗しますので両方の好走データに該当しています。5歳秋にダートへ転向し、いきなりオープン勝ちを収めます。次走の東海ステークスでも3着とダートで才能が開花したことが分かります。前走のアンタレスSでは14着と大敗しましたが、池添謙一騎手は気性的に難しいところが出たとコメントしています。このようなタイプの馬は人気馬としては狙いにくいですが、大敗後の人気落ちの穴馬として絶好のねらい目だと思います。
 
 

まとめ

 皆さんの推奨馬が居りましたらコメントいただけると嬉しいです。
 

 

 

 

おまけ

 皆さん普段から読書はしていますか?競馬好きの皆さんにおすすめの本を紹介します。コントレイルやラヴズオンリーユーを管理された矢作芳人調教師が書かれた本です。これらの名馬たちはもちろんGⅡ、GⅢクラスで渋い活躍をした馬たちの苦悩と矢作調教師の工夫、裏話が盛り込まれた競馬ファン必読の本です。また、馬券的な目線で矢作調教師が自身の厩舎をどうみているのかが書かれており、個人的には馬券のヒントになる内容でした。名伯楽の仕事術が詰まったビジネス書的な観点からもおもしろい1冊ですので是非ご覧ください。