【青葉賞】穴馬発掘術~穴馬の共通点から今年の好走馬を考察【過去データから分析】
ダービーへの出走をかけた同舞台での競争、青葉賞です。本ブログでは過去、好走した穴馬に共通する条件から今年期待できる馬を考察していきます。
競走名について(JRAホームページより)
本競走は、3歳馬5大クラシック競走を頂点とする競走体系を明確にし、クラシック戦線の更なる盛り上げを図るため、1994年に重賞へ格上げされた競走。『東京優駿(日本ダービー)』と同じ距離で実施される。なお、第2着までの馬には『東京優駿(日本ダービー)』への優先出走権が与えられる。青葉(あおば)は、青々と生い茂った木の葉のこと。テレビ東京は、東京都港区に本社を置く放送局。本競走は、同社より寄贈賞を受けて実施されている。
直近の推奨好走馬
4月14日 皐月賞(GⅠ)
コスモキュランダ 7番人気 2着
<推奨理由>
外枠の重賞勝ち馬
3月31日 大阪杯(GⅠ)
ルージュエヴァイユ 11番人気 3着
<推奨理由>
サンデー×ノーザンダンサーの黄金血統&古馬GⅠでの好走
目次
- 過去に好走した穴馬
- 穴馬に共通する条件
①前走上がり最速
②2勝馬
- 今回期待したい馬
- まとめ
- おまけ
過去に好走した穴馬
過去5年の青葉賞で馬券になった4番人気以下の馬たちは以下の通りです。
この馬たちに共通する条件を探っていきましょう。
①前走上がり最速
4番人気以下で好走した6頭中4頭は前走の上がり3ハロンがメンバー中最速でした。2、3歳戦ですので、非重賞であればスローペースになるレースがほとんどです。直線の長い東京競馬場で生かせるような切れのある脚を持っている馬が穴馬として好走しているレースだと言えます。
※該当馬を色付きで表示
②2勝馬
4番人気以下で好走した6頭中4頭は2勝馬でした。この時期の3歳重賞は重賞経験のある1勝馬と底を見せていない2勝馬が対決することの多くなります。青葉賞は2400mと、これまでの世代重賞と比較すると最も長い距離に当たります。長距離に適性のある馬が頭角を現すのが青葉賞であると考えられます。ですので、これまで中距離で勝負してきた馬よりも長距離で地道に勝ちを重ねてきた馬が好走してると考えられます。
※該当馬を色付きで表示
今回期待したい馬
以上を踏まえて今年の青葉賞で期待したい馬を2頭挙げたいと思います。
ショウナンラプンタ
1頭目はキズナ産駒のショウナンラプンタです。前走は阪神2400mの1勝クラスで上がり最速での勝利、また新馬戦と合わせて2勝しているため両方の好走データに該当しました。重賞初挑戦となった東スポ杯2歳Sではスタートが悪く最後方からの競馬となってしまいました。上がり最速の脚を使いましたが位置取りが響き4着に敗れました。続くホープフルSでは3番人気に支持されるも中山の第4コーナを上手く回り切れなかったことも影響し7着に敗れました。しかし、前走のゆきやなぎ賞では距離延長が功を奏したか上がり最速の脚を使い勝利を収めました。スタートやコーナリングが苦手な馬ですので直線が長い東京競馬場が合うと思います。未熟な部分が多い馬ですが敗因は明確ですので人気薄で狙いたい1頭です。
サトノシュトラーセ
2頭目はジャスタウェイ産駒のサトノシュトラーセです。未勝利・1勝クラスと2つの勝ちがありますので2番目の好走データに該当しました。初重賞の京都2歳Sでは後のホープフルS2着馬であるシンエンペラーに0.1秒差の3着に善戦しました。このレースでは後の京成杯の勝ち馬ダノンデサイルやアーリントンCの勝ち馬ディスペランツァに先着しています。前走の毎日杯では馬体重の+10kgが影響してか6着に敗れてしまいました。先ほど紹介したように京都2歳Sは非常にレベルの高いレースでした。青葉賞のメンバーを考えると実績的には上位であると思いますので好走に期待しています。
まとめ
皆さんの推奨馬が居りましたらコメントいただけると嬉しいです。