【東京新聞杯】穴馬発掘術~歴史から読み解く穴馬の可能性 | らいまるのデータ分析記

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【東京新聞杯】穴馬発掘術~歴史から読み解く穴馬の可能性 

 インディチャンプやリスグラシューなど名馬たちの登竜門となっている東京新聞杯です。本ブログでは過去、好走した穴馬に共通する条件から今年期待できる馬を考察していきます。

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競走名について(JRAホームページより)

 本競走は、1951 年に創設された重賞競走。当初は『東京杯』の名で『天皇賞(春)』の前後に行われていた長距離の競走であったが、1966 年に現在の名称・実施時期に変更された。その後、徐々に距離が短縮され、1984 年に現在と同じ1600mとなった。一時期はハンデキ ャップ戦として実施されていたが、1981 年以降は別定重量戦で実施されている。東京新聞は、中日新聞社東京本社が発行する日刊紙。本競走は、同社より寄贈賞を受けて実施されている。

 

 

目次

  • 過去に好走した穴馬
  • 穴馬に共通する条件

G1掲示板

母父ノーザンダンサー

  • 今回期待したい馬
  • まとめ

 

 

 

過去に好走した穴馬

 過去5年の東京新聞杯で馬券になった5番人気以下の馬たちは以下の通りです。

 

 

この馬たちに共通する条件を探っていきましょう。

 

 

①G1掲示板

 5番人気以下で好走した6頭中4頭はG1で掲示板内の経験がありました。4頭共に2、3歳の世代G1で好走したもののその後の成績が振るわず人気を落としている馬です。G1で好走できるほどのポテンシャルがありながら近走の成績を落としている馬が復活するレースです。
 

※該当馬を色付きで表示

 

 
 

②母父ノーザンダンサー

 5番人気以下で好走した6頭中4頭は母父ノーザンダンサーでした。日本ではハービンジャーやクロフネなどが有名な血統です。内3頭は父がサンデーサイレンス系でしたが、今年の出走馬にはサンデーサイレンス系×ノーザンダンサー系の馬はいません。ですので、母父がノーザンダンサー系の馬を狙いたいです。
 

※該当馬を色付きで表示、桃色:サンデーサイレンス系、黄色:ノーザンダンサー系

 

 

 
 

 

 

 

今回期待したい馬

以上を踏まえて今年のきさらぎ賞で期待したい馬を2頭挙げたいと思います。
 

サウンドビバーチェ

 1頭目はドゥラメンテ産駒のサウンドビバーチェです。母父がノーザンダンサー系、昨年のヴィクトリアマイルでは5着の経験がありますので両方のデータに該当しています。前々走のヴィクトリアマイルでは勝ち馬ソングラインと0.5秒差の大差ない競馬ができています。前走のターコイズSのように状態面が整わないと大敗することが多いため軸には不向きな馬ですが、今回人気が無いのであれば狙い目な1頭です。
 
 

ダノンタッチダウン

 2頭目はロードカナロア産駒のダノンタッチダウンです。NHKマイルで4着、母父がノーザンダンサー系ですので両方の好走データに該当しています。2歳時は朝日杯FSで2着と今後の世代トップホースとなることが期待されましたが、翌年の皐月賞は重馬場と2ハロン延長の影響からか18着と大敗しています。しかし、次走のNHKマイルカップでは得意距離で4着と復調気配を見せます。その後は逃げに出る奇策をみせますが、好走することはできていません。元々のポテンシャルと期待度は高い馬ですのできっかけをつかむことができれば好走できると思います。また、管理する安田隆行調教師は今年で定年を迎えますので良いはなむけとなることも期待されます。
 
 

まとめ

 皆さんの推奨馬が居りましたらコメントいただけると嬉しいです。