【有馬記念】穴馬発掘術~歴史から読み解く穴馬の可能性 | らいまるのデータ分析記

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【有馬記念】穴馬発掘術~歴史から読み解く穴馬の可能性 

 説明不要の1年の総決算、有馬記念です。本ブログでは過去、好走した穴馬に共通する条件から今年期待できる馬を考察していきます。​​​​​​

 

 

直近の推奨好走馬

12月16日 ターコイズS(GⅠ)

ミスニューヨーク 6番人気 3

<推奨理由>

2年連続優勝のコース巧者

12月2日 ステイヤーズS(GⅡ)

アイアンバローズ 8番人気 1

<推奨理由>

長距離血統&石橋脩騎手への乗り替わり

11月19日 マイルCS(GⅠ)

ナミュール 5番人気 1

<推奨理由>

前走外国人騎手&前走GⅡでの好走

11月11日 デイリー杯2歳S(GⅢ)

ナムラフッカー 10番人気 3

<推奨理由>

右回り勝利経験&名牝のクロスに注目

 

 

 

目次

  • 過去に好走した穴馬
  • 穴馬に共通する条件

①長距離GⅠ連対馬

②4歳以下

  • 今回期待したい馬
  • まとめ

 

 

 

過去に好走した穴馬

 過去5年の有馬記念で馬券になった4番人気以下の馬たちは以下の通りです。

 

この馬たちに共通する条件を探っていきましょう。

 

 

①長距離GⅠ連対馬

 4番人気以下で好走した5頭4頭は同年の菊花賞または天皇賞春で連対していました。菊花賞は3000m、天皇賞春は3200mと国内GⅠ距離1、2位であり、有馬記念はそれに次ぐ3位の2500mです。また、一線級の馬が集まるレースですので同年での実績が求められるレースです。
 

※該当馬を色付きで表示

 

 
 

②軽斤量

 4番人気以下で好走した5頭中3頭は55kg(-2kg)の軽斤量でした。今年から斤量規定が1kgアップしたため、古馬牡馬が58kg、3歳牡馬、古馬牝馬が56kg、3歳牝馬が54kgの負担斤量です。特に3歳馬はあと1週間ほどで古馬に扱いが変わる変わり目であるためこの恩恵を大きく受けます。ですので、今年は56kg以下の馬を積極的に狙いたいですね。
 

※該当馬を色付きで表示

 

 

 
 

 

 

 

今回期待したい馬

以上を踏まえて今年の有馬記念で期待したい馬を2頭挙げたいと思います。
 

ディープボンド

 1頭目はキズナ産駒のディープボンドです。一昨年の有馬記念の2着馬です。昨年も出走し8着でしたが大外枠ですので参考外でいいと思います。やはりこの馬の強みはスタミナで、それを証明するように天皇賞春は3年連続2着に好走しています。前走のジャパンカップは久々の左回り、長い直線の瞬発力勝負とこの馬の持ち味を生かせないレース展開でした。今年はマーカンド騎手との初コンビで挑みます。枠も一昨年好走した時と同じ3枠ですので期待が高まります。
 
 
ハーパー
 2頭目はハーツクライ産駒のハーパーです。今年の3歳牝馬を代表する1頭です。マイル戦の秋華賞こそ4着と敗れましたがオークス2着、秋華賞3着、エリザベス女王杯3着と着実に好走し続けています。主戦のルメール騎手も距離が延びることを歓迎するコメントを以前から出しており有馬記念の2500mにも十分対応できると考えられます。3歳牝馬の出走は珍しいですが前走エリザベス女王杯組はクイーンズリング(2017年2着)やサラキア(2020年2着)など穴馬を排出しています。今年の3歳牝馬はリバティアイランド(ジャパンカップ2着)やブレイディヴェーグ(エリザベス女王杯1着)と古馬相手にも奮闘しています。成績に派手さはありませんが着実な馬です。この有馬記念でも好走が期待できます。
 
 

まとめ

 皆さんの推奨馬が居りましたらコメントいただけると嬉しいです。