前回の続きです。
さあさあ、他にも書きたいネタが溜まってるので進めていきましょう。
前回は横手に到着し、北上線に乗る理由なんかまで語りました。
とにかくかつての特急秋田リレーの息吹を感じるべく北上線を旅程に組み込んだっていうお話ですね。
横手と言えば…横手オフレールステーション改め横手新営業所、らしいです。
見た感じ明らかに、元貨物列車の荷役用ホームな感じがします。昔はこの隙間の地面にレールが敷かれていたのでしょう(推測でしかありません)
そしてこのちょっと背の低い12ftコンテナ、国鉄の臭いがムンムンするというやつです。
もっとも、色は塗り替わっていて全くの別物ですけどね。
18Aですよ!!!!!いやあえっちだ…
自分には見えます、平成初期のJR貨物の栄華が。
ピカピカの4両ユニットコキや高速化改造されたコキ350000、インバーターハイテクロコのロゴを掲げたEF200、塗装変更の試行錯誤の過程で生まれた今は見れぬカラーの国鉄型機関車…
コンテナ1個でここまでいろいろ思いを馳せられるんですから面白いですよ、貨物は。
(上で挙げたような例は東海道本線とかそっちの方面ですけどね)
一方こちらは現役のコンテナたち。
先ほどのコンテナたちは廃コンテナでしたが、横手駅の貨物設備はトラック輸送のために現在も使われているとのことで、こういった現代のコンテナたちもたくさん揃っていました。
生きた物流の施設って感じがしていいですよね。
さて、横手駅を出てからの写真ですが、このように雪の積もっているところが結構あって感動です。
こーいう景色を見られただけでも来た価値があったなあと。関東めったに雪降らないんで(笑)
そして乗客の数ですが、ありえへんくらい少なかったです。本当にこんな路線を、あくまで迂回経路としてですが特急が走っていた時期があったんだなあとしみじみ。
本当は途中ほっとゆだ駅とかで降りたいところだったのですが、いかんせん本数が少なく、この日の宿はもっと南側ですのでそこまでたどり着けなくなってしまいます。
なので断念した次第です。
ほっとゆだ駅には温泉が併設されていて、列車の待つ間にひとっ風呂とかめっちゃしてみたかったですね。
そんなわけで、結構あっという間に終点北上駅に到着です。
ここは東北本線・東北新幹線との接続駅ですので結構デカい駅です。
0番ホームに停車する北上線キハ100系と、高くそびえる東横インを絡めて撮ってみた(笑)
こちらは東北本線普通盛岡行き。
701系1000番台の盛岡色です。701系、バリエーション豊かで面白いです。
で、これに乗るのかというとそうではなく。では反対方向の電車に乗るのかというとそういうわけでもなく。
こちらが北上駅の駅舎。ISO3200とかで撮ってるのでノイズヤバいですが気にしない方向で。
なんかすごく…理由は言えませんが親近感ある見た目です。
北上市の隣の西和賀町で毎年?行われているという雪あかりというイベントで見られるような装飾が北上駅の周りにもなされていました。
調べてみるとすごく美しそうなイベントのようです。見に行ってみたいなあ。
カメラで撮った写真が手振れしてたのでiPhoneで撮ったやつで代用。駅舎に向かい合うようにあったメインのものです。語彙がなくてすいません()
さていきなりホームに写真が飛びますが、ここ北上駅からはまた新幹線に乗っちゃいますわよ。
キュンパスの指定席利用権は2回ありますので、ここで2回目の権利を行使するというわけです。いやあキュンパス様様ですよ。
今度は東北新幹線内で完結する列車ですので、フル規格の新幹線車両であるE5系です。行きに乗ったE6系よりも車体が広く、座席配置もE6系が2+2列なのに対しこちらは一般的な新幹線と同様の3+2列になっています。
やまびこ70号東京行き。
このまま東京まで乗っていけば日帰りで帰れちゃいますが、東京までは乗りません。
キャンプ地とした…もとい腰かけた座席はこんな感じです。
黒を基調としたシックな見た目がかっこいいなと思いました(小学生並みの感想)
あと、ヘッドレストがふっかふかでした。余裕で寝れそう。
ミニ新幹線も良いですが、やっぱりフル規格の新幹線車両に乗るとなおさら旅感が出て良いです。
仙台駅で下車。反対にはE2系の回送が停車していました。
E2系も機会があれば乗りたいところ…最早この世代の新幹線車両も貴重ですからね。
在来線に乗り換えです。
このずらりと並んだ各方面への行先。東北一の大都会の風格を醸し出していてなんとも良きです。
…と、この辺で記事を一区切りするべき画像枚数に達したので、少々切りが悪いですが今回はここまで。
次回は宿までたどり着きます。