こんばんは、ちーずです。
さて、予告通り写ルンですで撮ってきた総武線の写真を載せていくわけですが、まず期待しないでください。ほんとセンスの無い写真ばかりなんで。
改めて写ルンですの特性をおさらいしておくと…
いわゆる「レンズ付きフィルム」で、撮影者は基本的にシャッターボタンを押すだけで簡単に写真が撮れちゃいます!すごいでしょう?
フルオートのコンデジしか触ったことのない人は、そんなの当たり前じゃないかと思うかもしれません。ですが多少なりとも一眼レフでマニュアル撮影をかじったことのある人であれば、そのすごさがきっとわかるはず。それと同時に、どうやってそれを実現させているのかが気になるはずです。
ピント合わせも露出調整も不要な写ルンです。その仕組みが気になって気になって震えてしまうお方も中にはいらっしゃるでしょう。ですので自分がネットで調べた情報をもとに軽くまとめてみます。
まずピント合わせ不要という点。
写ルンですのレンズの焦点距離は32mmとかなり広角寄りです。基本的に広角側のほうがピントが合って見える範囲が広いんだそうです。
そして絞りはF10で固定。かなり絞り込まれています。写真を撮る者としては基本中の基本の知識ではありますが、絞り(F値)は数値が小さいほどピントが合って見える範囲が狭く、数値が大きいほうがピントが合って見える範囲が広くなります。
32mmの広角とF10という絞り込まれたF値によって、写ルンですは1m以上離れていれば何にでもピントが合うように設計されているのです。
続いて露出設定不要という点。
絞りは先ほども言いましたがF10で固定、シャッタースピードは1/140、ISO感度は400で固定です。ですので撮影者側で露出設定をいじることは当然ながらできません。
そもそも写ルンですに使われているカラーネガフィルムが、多少暗くても明るくても像を出しやすいとのこと。ここら辺自分でもよくわかってないんですけど…。
ピントの点と異なり、いくら誰でもシャッターを押すだけで写真が撮れる写ルンですと言えど、暗いところは暗く写るし、明るいところは明るく写ります。
ただしそれが、いわゆるデジカメよりも光を受け止める許容範囲が広く、多少暗くとも、多少明るくとも、とりあえず像として写っている写真をはきだしてくれるわけですね。
ただ、あまりに暗かったりするときには、写ルンですにはストロボが内蔵されていますのでそれを使ってねということなんでしょう。
前置きが長くなりましたが、さっそく写真を載せていきましょう。
なお写真のレベルは普段スマホで適当に撮ってるレベルのものです()
最近諸事情で平日に千葉に用事があることが多く、今回は千葉以西のいわゆる総武線区間で撮影を行いました。
写ルンですで是非とも写したいと思っていた被写体がこちら、横須賀線-総武快速線用のE235系です。
最新型車両を、ノスタルジックな雰囲気に仕上がる写ルンですで写したらどうなるのか、それが気になって今回撮影を行ったんです。
撮影に使用した写ルンですは千葉のヨドバシで購入。昔ほど入手性はよくありませんが、ヨドバシがあるおかげで簡単に手に入るのが嬉しい。
E235系1000番台、個人的にはとっても大好きな車両。
何といっても待ちに待った総武快速線用の最新型車両。走行音良し、車内の明るさも良し、案内設備も良し。最高に好きな車両であり被写体なんです。
そんなE235系1000番台を、今後フィルムカメラで積極的に記録していきたいというのはまた別のお話。
また黄色いラインの中央・総武緩行線も現代らしいE231系500番台を写ルンですで撮りたかったのです。
入線してきたところを一枚。とりあえず傾ければスナップっぽくなると思ってるフシがありますね…もっとセンスを磨かなければ。
なんとなく稲毛まで乗車し、去り行く電車を撮影。
写ルンですってそれこそ中央総武線を103系なんかが闊歩していたような頃からある機材だと思うんですけど、それと同じ機材(機材って言えるのか…?)で現代の総武線の象徴と言えるE231系500番台を撮影できちゃう。なんだか感慨深いものがあります。
快速線ホームに行くとE235系が入線してきた!
何の準備もできていなかったのでとりあえず連結面をパチリ。うむ、センスがないでござる(笑)
去り行くE235系の後ろ姿も。スカートが切れていますが気にしません()
続いてやってきた上り方面の快速に乗って船橋へ。
駅先端で広角での撮影も可能との記載があったので行ってみたのですが…
写ルンですほどの広角となるとさすがにダメみたいですね…
うーむ残念。
シャッタースピード1/140ということで入線してくる列車は軽く流して撮ってみたり。
…うん、やってることがスマホでテキトーに撮るときと変わらんですね!
再びE235系が来るとのことで緩行線ホームで待っていたものの盛大に被られ、悪あがきで撮った後追い。
本当に悪あがきって感じな写真ですぴえん。
そして最後の一枚はこの看板と列車を絡めて撮ろうと思ったのですが、シャッター切る位置ミスって柱が被り、盛大にやらかしたのでした。
残念。写ルンですでもう少し納得いく写真を撮れたらいいなーという気持ちがあるので、そのうちリベンジするかもしれません。
そしてその日のうちにカメラのキタムラにいすみの時のフィルムと一緒に持っていって現像してもらいました。
現像するまでどのように写っているかわからないドキドキ感もフィルムカメラの魅力。
…とまあそんなわけで、いすみの時のフィルム撮影と、写ルンですでのスナップ撮影を通してフィルムの楽しさに触れた自分。
本格的に…とまでは言いませんが、もうちょっといい機材でフィルム撮影してみたいなと思いまして…
新しくフィルム一眼買っちゃいました(笑)
次回ご紹介できたらなと思います。
皆さん、フィルムは本当に楽しいですよ!是非ともフィルムで何か好きな被写体を撮ってみてはいかがでしょうか。
ハード●フやワンダーレッ●スのジャンクコーナーに十分使えるフィルムEOSが転がってたりします。それを最初の相棒として、レンズはEF50mmF1.8IIあたりの安価なレンズを選ぶか、そもそもフルサイズ対応のEFレンズをお持ちの方はそれが使えます(一部相性不適合あり)
令和の時代から始めるフィルム撮影、オススメです。みんなもフィルムで写真撮ろう!