2020年秋 今更Xperia Z5を買ってみた | ちーずの「ふれんずのーと」

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唐突ですが、タイトル通り中古のXperia Z5を買ってみました。
 
2015年10月に発売されたスマートフォンであるXperia Z5。
来月で発売から5年を数える機種であり、スマートフォンとしては相当古い部類になるかと思います。
 
 
 
 
何のために購入したかというと、原チャリのナビにしようと思って購入しました。
 
(※スマホをバイクのナビとして使う場合、走行中の操作や画面を注視することは違反となり罰金を取られるだけでなく普通に危険なため注意が必要です)
 
 
 
 
 
 
 
自分が使用しているメイン端末がこちら、Xperia XZ3です。
 
こちらの機種、ディスプレイが6.0インチと結構大柄なスマートフォン。そのディスプレイの大きさが長所にも短所にもなり得るわけですが、今回はその大きさが仇となってバイクのスマホホルダーへの取り付けを断念しました。
 
というのも、スマホホルダーを購入しようと2りんかんへ行って展示品で取り付けできるか試したところ、デカすぎて入らないのです(笑)
 
 
 
 
 
 
(ELECOMのサイトより)
 
さらに自分はこのELECOM製のスマホカバー(ZEROSHOCK)を使用しているんですが、四隅にあるバンパーがホルダーに干渉してしまってそれで入らないのです。
XZ3自体はギリギリ入りそうな大きさだったんですが、このバンパーが致命的でしたね。
 
じゃあ別のケースに変えればいいんじゃないかって話なんですけど、自分にはこのケースを愛用し続ける理由があります。
 
 
 
 
 
それは、このケースは背面がフラットになっていて、バンカーリングを貼り付けることが出来るからです。
 
XZ3は背面が湾曲している形状で(よくランチパックなんて揶揄されます)、普通のケースだとバンカーリングを貼り付けたときに浮いてしまい、すぐに外れてしまいます。
このケースはそんな弱点を解決してくれるケースなのです。なので個人的には手放せないんです…。
 
スマホリング信者で、このケースをつける前にも、湾曲している形状のケースでも付けられるタイプの安いスマホリングをつけていたのですが、結構すぐにダメになってしまったりして(過去2回ダメにしました)、
現在は、高価ですがスマホリングとしては一番最初に出たパイオニア的商品である本家バンカーリングに落ち着いています。
 
XZ3に機種変してから1年が経過しましたが、XZ3から別の機種に機種変するまでこの組み合わせで使っていくつもりです。
 
 
 
 
 
で、XZ3をナビに出来ないんだったら適当にスマホを仕入れるしかねーよなーとなり、
実は以前からちょっと欲しいなと思っていたZ5の購入に至りました。
 
 
Z5に決めた理由は何といっても価格。
 
 
au版・SIMロック解除済み・Bランク品で、イオシスで4980円で購入できました。安すぎます。
 
ただ安いだけでなく、性能的にもまだギリギリ使えるラインかなーと思って購入しました。
 
Antutuベンチマークのスコアは9万点台後半で、これは自分が今年の1月に同じく中古で購入して使っているXperia X Compactと同じくらい。
なので体感動作はなんとなく想像がついていたんです。
 
 
 
 
 
今回中古スマホ市場では有名なイオシスさんの通販で購入したわけですが、一番安いのがau版のグリーンだったので選択の余地なくカラーはグリーンになりました。
 
元々Z5だったらグリーンかゴールドかなーと思っていたので全然問題なし、ていうか気に入ってます。
 
 
 
 
 
4980円のスマホにカバーやフィルムをつけるか迷いましたが、やっぱりつけないと落ち着かないのでつけることにしました。
 
カバーは以前X Compact用に購入して満足していたray-outさんのハイブリットケース。側面がTPU素材で背面がプラスチックになってるやつですね。
TPUとハードカバーのいいとこ取りって感じで個人的には好きです。
 
フィルムは本当はグレア(光沢)タイプがよかったのですが、アンチグレア(非光沢)タイプのものしか在庫が無かったのでアンチグレアになりました。
 
カバーとフィルム、合計で1000円ちょっとぐらいだったかと。
 
 
 
 
 
そして使ってみた感想ですが、思った以上によく動くなと思いました(小並感)。
 
…いやいや、もうこれ5年も前の端末です。なので過度な期待は禁物。
 
だけど個人的にはさほど不快には感じないレベルなんですよね。
 
TwitterやYouTubeを見たりする分には十分すぎる性能と言えるんじゃないでしょうか。
 
もちろん高い負荷のかかる3Dゲーム(荒●とかP●BGとか)には向かないと思いますのでその用途で買おうと思っている人は素直にやめといたほうが良いと思います。せめてXZあたりぐらいまで上げるべきでしょう。
 
 
 

 

Z5とXZ3でTwitterアプリが立ち上がるまでの時間を比較してみました。
 
奥がZ5、手前がXZ3です。見づらくてすいません。
 
 
 
ご覧の通りXZ3とZ5では立ち上がるまでの時間が雲泥の差です。XZ3の圧勝。
 
その他手持ちの端末(X Compact、iPad第6世代)とも比較しましたが、比較した3端末全てに負けるという結果でした。これは単純に発売された年が一番古いからです。当然の結果です。
 
 
そして、起動が他の端末と比べて遅いからといって不快、あるいはストレスを感じるかと言ったらそんなこともないんです。
 
もちろん比べれば劣る。だけど全然使えちゃうレベルだと個人的には感じますね。
 
 
TLをスクロールする際は結構引っ掛かりがあり、さすがに快適とは言えないです。でも別に不快でもストレスを感じるわけでもないんですよね。
 
いやほんと、思った以上によく動くなと思いましたよ。
 
 
 
 
また性能ではなく筐体の特徴的な面で考えると、
これまで非常に巨大なXZ3か、コンパクトサイズなX Compactかの2択になってたわけですけど、今回買ったZ5はちょうどその中間ぐらいのサイズ感・重さで、うまいこと使い分けが出来るような気がします。
 
個人的には、何をするにも捗るサイズ感だと思ってます。
 
ブラウジングやGoogle検索するにもよし、SNSを見るもよし、画面解像度はFHD(X CompactはHD)なのでYouTubeなどの動画も1080p再生が可能で普通にきれいに見れます。
 
加えてXperiaならではの長所として、スピーカーが両サイドについておりステレオでの再生に対応しているので、内臓スピーカーの音もそれなりに良く、動画を観る際の音質にも不満が無いですね。
 
過去に使ってたA●UOSの内臓スピーカーとかはだいぶ残念だったのでね()
 
 
 
 
 
 
最近のスマホでは省略されがちなイヤホンジャックもちゃんと搭載されており、有線イヤホンの接続が可能。
ウォークマン的な運用も可能です。
 
XZ3を使ってて一番困るのが、イヤホンジャックが無くて有線イヤホンが使えないことなんです。タイプC→イヤホン端子へのアダプターをかませれば使えなくもないけど全然スマートじゃないでしょう?
 
その点Z5はちゃんとイヤホンジャックがあるので有線イヤホン直差し可。イヤホンジャックはマジで省略するべきじゃないっすよスマホメーカーさん。
 
もちろんワイヤレスのイヤホンも愛用しており、その便利さも十分知っているつもりですが、完全に有線イヤホンに取って代われるものではないと個人的には思っています。
 
Xperiaでも昨年発売のXperia 5ぐらいまでイヤホンジャックが省略されていたのですが、Xperia AceやXperia 8などのミッドレンジ機でイヤホンジャックが復活し、今年発売されたフラッグシップ機Xperia 1II(ワンマークツー)でもイヤホンジャックが復活。
 
ハイエンドXperiaでイヤホンジャックが復活したのはとても喜ばしいことで、それだけで購入意欲がそそられます。
この点はユーザーの意見を汲み取れていることなんじゃないかなと思います。
 
先日発表された5II(ファイブマークツー)でもイヤホンジャックが搭載されており、SONY的にもXperiaの強みとして推していきたいポイントなのかもしれませんね。
 
 
5II、個人的にはすごく欲しいのですが、自分はゲームやらないのでスナドラ865ほどの性能はいらないし、5Gもいらないし、うーんって感じ。
かといって10IIはカメラ性能が不満だし…
 
ハイエンド機相当のカメラを積んで、SoCはもうちょっと廉価なスナドラ700番台あたりを積んで価格を抑えた最新Xperiaが欲しいっす。いやわがまますぎ??
 
 
 
 
 
話が脱線しましたが、このZ5はデザインも素晴らしく美しいっすよねえ。
 
特に側面のこのXPERIAロゴとか、うっとりしちゃいます。
 
背面ガラスで、前面はXZ~XZ1みたいに両サイドが湾曲しているものではなくしっかり「板」になっているストレート感。
 
Z3~Z5あたりのXperiaのデザインは本当に素晴らしいです。これだけでも持つ価値があると思います。
 
 
 
 
 
 
ここまでいろいろと褒めてきましたが、当然ダメな部分もあります。
 
まずZ5を語る上で避けて通れないのが、クアルコム製のホッカイロSoC、Snapdragon810の発熱の件です。
 
 
先代Z4に比べたらだいぶ改善されてるとの声を聞きますが、それでも相当発熱します。今まで触ってきたスマホではトップクラスの発熱です。
 
Playストアでアプリの更新をしたりしてると結構アッツアツになるイメージですね。温度的には44度前後とか。
 
 
スナドラ810は歴史に名を遺すレベルで発熱する残念なSoCなので、搭載端末を購入するのは結構リスクが伴います。
なのでZ5を購入したいと思っている方は、発熱については覚悟しておいたほうが良いでしょう。
 
 
それと指紋認証の精度がダメダメです。全然認証成功してくれないです。
 
まあ元々スマホの指紋認証結構通りにくいタイプなんですけど、Z5に関しては今まで使ってきた端末の中でもかなり指紋認証が通りにくいような気がしてます。
 
まあ今使ってるX Compactも同様にダメダメなんですけどね。XZ3はマシです。
 
 
 
あと発売された時代的に仕方ないですが、2020年に使う上で残念なのは、充電端子がタイプCではなくマイクロUSBなところですかね。これは時代的にホント仕方ないことですのでSONYは何も悪くないです。
 
 
 
 
…ということで、思ってたよりだいぶ長くなってしまいましたが、
 
以前から地味に欲しかったXperia Z5、購入して結構喜んでます。おもちゃとしては大満足。
 
FHDの液晶で、ステレオスピーカー内臓で、SNSもそれなりに使えて、ハイレゾ音源にも対応して4980円。
良い時代になったものですね。メディアプレイヤーとしては何の不満もなく使えますよコレ。
 
メイン機としてはおすすめしがたいですが、自分のように用途を絞って、特定の用途に使いたいということであれば、価格も安いのでおすすめできるかなと思います。発熱を許容できればですが。
 
 
なお、今回自分はこいつをWi-Fiのみで運用するつもりですが、外でバイクのナビとして使うにはネットワークの接続が必要不可欠なので、ナビとして使うときだけXZ3からのテザリングを利用するつもりです。
多分それでいけるはず…。いけなかったらほんとただのメディアプレイヤー兼SNS閲覧マシンになっちゃいますね(笑)