吉川文夫・鉄道探検隊「鉄道風景懐古(Ⅰ)」(B5判、全160ページ、大正出版1998年10月20日発行、定価3800円+税)
昭和30~40年代を中心に、駅舎やその内部などを、写真と文章で解説したもの。こういう企画の作品の場合、懐かしの駅舎、みたいなものになりがちだが、本書ではそう言ったものの他に、ホーム洗面場や荷物を列車から降ろす装置(テルファ)など、存在が忘れられていくようなものも写真として残されており、まさに懐古という言葉が相応しい作品となっている。

吉川文夫・鉄道探検隊「鉄道風景懐古(Ⅱ)」(B5判、全156ページ、大正出版1999年9月15日発行、定価3800円+税)
シリーズ第2作。SLの写真ではなく、車庫や機関区の写真がメインとなっており、資料としても貴重なものとなっている。

吉川文夫・鉄道探検隊「鉄道風景懐古(Ⅲ)」(B5判、全156ページ、大正出版2000年8月10日発行、定価3800円+税)
シリーズ第3作。コンセプトは同じだが、扱われているのが、トンネルや橋梁と言った建築物がメインとなっており、現代でもそのまま残っているものは多く、懐古とは少し離れてしまっている感じ。

佐藤常治「鉄道ファンがしびれる鉄道びっくり雑学」(B6判、全240ページ、大陸書房1984年10月15日発行、定価980円)
中身は類書と同じ、鉄道雑学集。交通公社で時刻表の編集長をしていた著者にしては雑な感じ。名義貸しかもしれない。
岡本堯生「東京の都市交通」(A5判、全188ページ、ぎょうせい1994年3月10日発行、定価3000円)
前東京都技監による、東京を中心とした都市鉄道輸送に関する本なのだが、一般的な話がほとんどで、部内者ならではと言った話は無し。