日下部みどり子「鉄道ファン生態学」(B6判、全192ページ、JTBマイロネBOOKS2002年10月1日発行、定価1000円+税)
鉄道ファンには様々なジャンルを紹介し、それに関するサイトを合わせて紹介したもの。紹介文の方は、想定の範囲内と言った文章だし、サイトに関しても、現在では古い情報になってしまっているし。書籍なのだから、サイトだけでなく、参考文献を紹介して欲しかった。
日本鉄道旅行地図編集部編「旅鉄道ファン大全」(B5判、全128ページ、新潮「旅」MOOK2012年6月21日発行、定価1260円)
鉄道そのものではなく、様々なジャンルの鉄道ファンに光を当てて紹介したもの。基本的に、当人に文章を書いてもらったもののため、読ませどころが足りない感じもするが、鉄道マニアの層の広さを感じるには良い本。

森口誠之「鉄道未成線を歩く 私鉄編」(A5判、全194ページ、JTBキャンブックス2001年9月1日発行、定価1700円+税)
免許がおり、工事が途中まで行われたものの、開通することなく終わった未成線について、その歴史を資料から繙き、現地を訪問して現状を記したもの。現地取材をする関係からか、基本的には関東・関西のみとなっているが、よく調べられているし、巻末には未成線から見た鉄道120年の歴史や、大正・昭和期における未成鉄道の失効路線一覧があるなど、資料性も高い。

森口誠之「鉄道未成線を歩く 国鉄編」(A5判、全194ページ、JTBキャンブックス2002年6月1日発行、定価1700円+税)
前作の私鉄編に続いて国鉄編。資料に基づいた解説と、現地探訪は前作と同じだが、こちらは北海道や九州など、全国を回っている。本編の他に、政治と未成線の歴史や、鉄道敷設法別表の200線があるなど、前作と同様に高い資料性を保っている。