読み鉄ブログ-いろいろと読みたい本があるんで-

河川環境管理財団北海道事務局「北海道の明日をつくった男、土木技術者 田辺朔郎 復刻版 帝國鐵道北海道線[旭川釧路間全線開通記念写真帖]」(B5変形判、全104ページ、河川環境管理財団北海道事務局2005年3月発行)
目次
田辺朔郎著『北海道鉄道由来』に寄せて 田村喜子(p4)
北海道鉄道由来 田辺朔郎(大正一五年五月 於・北海道大学)(p8)
石齋随筆 田辺朔郎(昭和一二年九月一〇日 丸善株式会社発行)(p20)
北海道池水調査会活動(明治三一年一〇月一九日 記事)(p38)
復刻版 帝國鐵道北海道線 旭川釧路間全線開通記念写真帖(p41)
田辺朔郎という人物は、明治時代に北海道の幹線鉄道敷設調査をした人物と、田村喜子が巻頭で書いているのだが、詳細な解説は無し。
復刻版写真帖の方は、明治40年9月9日に帝国鉄道庁北海道建設事務所から発行されたもので、原寸大の復刻ではないようだが、当時の活気ある夕張の写真などがあり、単なる未開の地とは違う、明治ならではの北海道が感じられるものとなっている。

川島令三「鉄道未来地図」(B6判、全256ページ、東京書籍2001年8月1日発行、定価1700円+税)
現在計画されている車両の改良や、計画路線を紹介したもの。著者独特の「~べし」「~せよ」は見られず、淡々と計画などを記している。
梅原淳「鉄道不思議読本」(文庫判、全328ページ、朝日文庫2008年7月30日発行、定価667円+税)
2001年9月に発売された「鉄道・車両の謎と不思議」(東京堂出版)を文庫化したもので、主に列車運行に関する鉄道知識をまとめたもの。著者ならではの、資料に基づいた情報の提示は、単なるマニアの知識の羅列とは違い、意味のあるものとなっている。そのため、一般読者には敷居が高くなってしまっているが、律儀なスタンスは見習いたいものがある。