木本淳「山手線の東京案内 鉄道と地図のフォークロア」(A5判、全204ページ、批評社1991年9月25日初版発行・1997年7月25日新装版発行、定価1900円)
タイトルからすると、観光案内を連想してしまうが、鉄道ネタがメインの本。山手線ぐるり一周と、その間を走る中央線の各駅について、地形と鉄道史を元にして、どのように現在の形になったかを記したもの。地図や路線概念図なども多数収録されており、山手線を時間的・空間的に楽しめる読み物となっている。
藤本均「社史に見る東京の私鉄を歩く」(A5判、全240ページ、冬青社1994年7月10日発行、定価2233円+税)
東京各私鉄の起源と発展を簡略に記したもの。著者を通じた一つの視点で描かれているので、ざっとした違いを知るには手軽な書と言える。ただ、タイトルに「社史」とある割には、社史の書誌情報が乏しいのが残念なところ。
おの・つよし「鉄道ものしり事典」(B6判、全240ページ、新人物往来社1977年12月25日発行、定価980円)
鉄道に関する知識を、1項目1ページで図と共に紹介していくもの。1ページ読み切りとなっているのは良いのだが、元が雑誌に連載された記事のためか、項目が種類別に分けられておらず、通して読むにはしんどいものになっている。