依田幸一「チンチン電車始末記 横浜を走った70年」(B6判、全384ページ、神奈川新聞社1988年9月1日発行、定価2000円+税)
横浜市電で働いていた著者による、横浜の電鉄誕生から市電廃止に至るまでの通史。様々な資料から引用が行われ、当時の情勢や雰囲気が分かるような作りとなっている。車両の写真やデータなどは、ほとんどなく、鉄道マニア的には面白みは少ないが、横浜市電の歴史を知るには恰好な本と言える。
谷地軌道研究会「いもこ列車~谷地軌道物語~」(A5判、全312ページ、武田印刷2013年3月20日発行、頒価1500円)
谷地軌道というのは、奥羽本線神町駅から伸びていた山形県の地方私鉄で、本書は地元の4人を中心にして編集されたもの。
中身としては、どのように会社が起業したかとかの人物を中心とした地方史と言ったところで、運行された車両の一覧などは無し。鉄道マニア的には物足りないが、輸送量のデータなどもあり、一地方鉄道の歴史を扱った本としては手堅い作りとなっている。
書泉グランデにて1500円で購入。


読み鉄ブログ-いろいろと読みたい本があるんで-



「岩倉鐵道学校沿革要略」(菊判、全52ページ、奥付無し)
岩倉鉄道学校の歴史について、明治30年から昭和2年にかけてを記したもの。何月何日にこう言ったことがあった、と記されており年表を改行無しでまとめたような作りになっている。人事や組織の変更が主な内容で、具体的な教育内容など、鉄道ネタとして面白い話は無し。