宮田憲誠「遠い日の鉄道風景 明治のある日人車や馬車鉄道が走り始めた」(A4横判、全254ページ、径草社2001年12月8日発行、定価4500円+税)
著者が集めた絵はがきを中心とした、明治時代の地方私鉄写真集。1枚の葉書に対して、丸々1ページが使われており、資料として使い勝手が良い。絵はがきの他は、路線に関する解説と略年表が添えられているのだが、せっかくなら、それぞれの絵はがきに関して調査したことに特化した方が良かったのでは。
真島満秀「鉄道記」(A4判、全320ページ、福音館書店2002年7月10日発行、定価5250円)
大判フルカラーの鉄道写真集。一部、旧型客車の頃の写真もあるが、基本的には最近になって撮影された写真を集めたもの。全体を通したテーマは無いものの、大判見開きのワンショットがある一方で、路線の様子を感じさせる一連の写真などがあり、絵で魅せるとはこういうことか、と思わされる作品。
デニス=ショウ・諸河久「東京の地下鉄」(文庫判、全160ページ、保育社カラーブックス1992年7月31日発行、定価620円)
著者の一人は外国人で、海外の鉄道雑誌にも投稿しているとのことだが、特に海外の地下鉄との比較した記述は無く、東京の地下鉄紹介のみとなっている。乗客視点での描写が多いのが、類書とはやや違うと言った感じか。