寺田裕一「改訂新版データブック日本の私鉄」(B5判、全320ページ、ネコパブリッシング2013年1月19日発行、定価3048円+税)
2002年に発売されたものを、現状に合わせて改訂新版としたもの。10年後に三訂版が出るかは分からないが、こういう鉄道の全体像を把握できる本は、ぜひとも改訂していってもらいたいところ。また、改訂前の本も資料性を持つようになるので、奥付などに、初版が何年に出て、改訂版が何年に出たか、というのを記しておいてもらいたい。ネットで検索すれば出てくるが、出版社による確実性を持たせるということで。
土屋武之「鉄道の未来予想図」(B6判、全216ページ、実業之日本社2013年6月21日発行、定価1400円+税)
JR貨物が運行する夜行列車や、ゾーン運賃制度、フリーゲージトレインなど、技術的、採算的に、可能でありそうな面からの切り口による、妄想鉄と言った本。単なる提案の書とは違い、読み物としても面白く書けており、仮想戦記モノに対する、仮想鉄道モノと言った作品に仕上がっている。
本田昭二編「懐かしの駅弁包装紙集」(A4判、けやき出版1986年6月1日発行、定価2000円)
昭和初期などの古い駅弁包装紙をカラーで掲載したもの。種類毎に並べられているだけで、解説などはなく、企画性に乏しい。まあ、自費出版だそうなので、仕方がないか。