宮田道一「東急の駅今昔・昭和の面影 80余年に存在した120駅を徹底紹介」(A5判、全194ページ、JTBパブリッシング・キャンブックス2008年8月7日発行、定価1900円+税)
東急の各駅について、廃止されたものも含めて、写真と文章で紹介したもの。掲載されている写真は、昭和30年代のものと、平成に入ってからのものが大半で、開業時の写真はほとんど収録されていないのが物足りない。駅舎版の定点観測シリーズにすれば良かったのでは、と思うのだが、あまり変化のない駅も多く、企画として成立しないか。
林順信「東京市電名所図絵」(A5判、全178ページ、JTBキャンブックス2000年8月1日発行、定価1700円)
カラーで描かれた東京名所図絵や、モノクロ写真に彩色が施された絵葉書などをカラーで掲載し、その風景を紹介したもの。図の説明については、どちらかと言えば、都電の車両や路線よりかは、周りの建物などに重きが置かれており、鉄道マニア的には物足りない。
双葉社スーパームック「首都圏鉄道完全ガイド」(B5判、全146ページ、双葉社2013年7月22日発行、定価1500円+税)
首都圏民鉄10路線のデータ集。書名で「完全」と名乗るだけあって、短いページ数の中に、配線図や路線図、パターンダイヤに各駅乗降者数、果ては沿線駅別マクドナルド率・スタバ率まで、よくぞデータを収めたものだ、と感心させられる出来になっている。鉄道マニアの興味を惹きつつ、一般読者へも広がるような作りになっている。