(株)広文庫「鉄心斉文庫蔵 日本鉄道の黎明 明治鉄道錦絵展」(B5判、全32ページ、(株)広文庫1972年10月12日発行)
国鉄100年を記念して、大丸東京店で、1972年10月12日から17日に掛けて行われた展示会の図録。1ページに3点程度掲載された、モノクロ写真による88点の鉄道錦絵の紹介がメインとなっており、写真と合わせて、作者名と一行の説明が付けられている。巻末には、錦絵と合わせて展示されたらしき資料一覧が掲載されているが、鉄道資料としてそんなに珍しいものは無し。
できれば、本文の錦絵もカラーにして欲しかったところ。

杉崎行恭「山手線 ウグイス色の電車今昔50年」(A5判、全178ページ、JTBパブリッシング2013年11月1日発行、定価1700円+税)
ウグイス色の103系電車が山手線に登場して50周年ということで出版されたもの。内容としては、カラー写真、歴史、各駅紹介、歴代車両図鑑、接続鉄道の紹介となっており、山手線の全体像を知るには良い本だが、本書ならでは、と言った情報は少ない。山手線だけでなく、東京近郊の101系以降の歴史、とかした方が良かったのではないか。
行宗蒼一「東京地下鉄早わかりBOOK」(新書判、全232ページ、KKロングセラーズ1993年7月10日発行、定価874円+税)
最近は見なくなったが、営団地下鉄の駅では、路線図の駅を立体的に描いた乗り換え地図が配られていた。乗り換えで歩かされることが多い地下鉄の駅を、車両のどこいら辺で降りればスムーズに乗り換えられるか記したものだった。本書はその著者によるもの。
地下街の案内や、東京各所に向かう際の最寄り駅インデックスが主な内容となっている。ケータイでの検索が普及した現在となっては、古びたものになってしまったが、ぱらぱらと捲っては、地下鉄というか、東京の繁華な様が伝わってくる本になっている。