ここ最近、またフィットネスクラスによく通うようになって、改めて思い出すインストラクターが居る。

 

もう15年近く前位、今通っているのとは違うフィットネスクラスで出会った、キャロラインというインストラクターです。

今も活動しているのかはわかりません。でも、もし今でもパースで教えているなら、間違いなく人気インストラクターであり続けていると思う。彼女のクラスはいつも満員。整理番号が配られるほどで、開始時間ギリギリでは入れない日もあった。

 

キャロラインの何がすごかったのか。

それは「とてもプロフェッショナル」だったことだと思う。

 

まず、常連さんと必要以上に親しくならなかった。顔見知りになれば「Hello」と挨拶はするものの、プライベートな会話はほとんどしない。決して冷たいわけではなく、誰もが気軽に参加できる雰囲気を大切にしていたのではないかと思う。そのおかげで、初めて参加する人でも疎外感を感じることが無かったのではないかな。

 

そして、フォームの指導を絶対におろそかにしない。

例えば「膝はつま先より前に出さない」といった、ケガを防ぐために大切なポイントは、何十回も同じプログラムを担当していても毎回必ず説明。誰か一人でも間違った動きをしていても、名指しで注意することはなく、「はい、膝の位置をチェックしましょう。」と、クラス全体へ声をかけ、本人が自然に気づけるように何度も促します。

 

さらに、「今はこの筋肉を使っています」「ここに効いていれば正解です」と伝えてくれるので、自分が正しく動けているかもわかりやすい。何のための動きなのかを理解しながら運動できるので、効果も実感しやすかったのです。

 

 

キャロラインのクラスで基礎を教わったおかげで、その後どのインストラクターのレッスンを受けても、自分でフォームを確認できる。「今はここを使う動きなんだな」と理解できることも、本当にクラスに通った大きな結果だと思う。
また、彼女は時々「クラスに通っているだけでは成果は出ない。辛いと思うところもう少しプッシュすることで効果が出る」と、自分で諦めてしまったり辛いから動きを止めてしまうことに関しても一言いってくれた。

 

 

 

一方で、最近参加しているクラスでは、フォームについてほとんど指摘がなく、周りを見ていて「その動きだと膝を痛めそう」「それでは負荷が逃げてしまって、あまり効果がないのでは」と思う場面も少なくはない。

それだけでは「今日はフィットネスクラスに参加した」という満足感だけが残ってしまい、本来得られるはずの効果や、安全性が置き去りになっているような気もする。特に今通っているクラスは年齢層が高めなので、なおさら心配。

 

 

 

運動は続けることも大事ですが、正しく続けることはもっと大事。

キャロラインのようなインストラクターに出会えたことは、本当に幸運だったのだと、最近になって改めて感じています。