夫の1番の罪は不倫した事だけど


不倫について初めて問い詰めた時

華恵さんのことを

『本気だった』

って言ったこと

そして私のことを

『嫌なところばかり見えてきて

 好きじゃなくなった』

って言ったことは

不倫したのと同じ位 罪深い事だと思います。



そう思ったきっかけは

先日 久しぶりに更新された

アラタさんのブログを読んだことでした。


アラタさんのブログを読むと

いつも胸の奥がギュってなります。


今回も そうでした。


ブログの中に

過去の夫と同じような人を見ました。


結局 不倫する人の考え方や行動は

それぞれ違うとはいうものの

どこかみんな 似ているのかもしれません。


だから 多くのサレ妻さんは

アラタさんのブログの中から

問いかけても 面倒くさいのか 

後ろめたいのか ただ その時間が嫌なのか

答えてはくれない夫の心理や

見つからない答えのヒントを

探そうとするのだと思います。


ブログを読んだ時いつも思うのです。

夫はアラタさんのように 
きちんと不倫した自分と向き合えてるかしらと

最近は責められなくなって良かったと
喉元過ぎれば熱さを忘れる…で
夫の中では既に 
無かったことにはなってないだろうか…とか

私は何も言わなくなっても 言わないだけで
不倫された苦しみ悲しみはなくなる事はない
お互い口に出さなくなっても
その事を忘れてほしくはないと思っています。

だから いつも
『夫にも読んでほしいなぁ』
思うのです。

それなのに『読んで』って
何度も言おうとしましたが 言えないのです。


以前 やり直して1年以上経った頃
何度か読んで欲しいブログを夫に
『読んで』って送ったことあります。

当時 夫はまだ華恵さんを引きずってる様で
ちゃんと反省していると見せかけてるだけで
不倫にも私にも
向き合ってくれてはいないように思えて
もっと向き合って欲しくて送ってました。

夫は多分 内心腹立たしかったと思いますよ。
『反省してるって言ってるのに いつまでも
 ウジウジして 信じてないんだろう💢』
って 華恵さんへの未練の塊のくせに。
まあ 信じられるわけ無いですよね。
いかにも未練たらたら…って感じなんだから。

あの頃 夫は 
読んで向き合ってくれたのでしょうか?
夫に怒られそうだけど
向き合ったつもりになってるだけで
全く向き合ってはいないのでは…
そう思えてならないんです。
不倫する人は自分に甘いですから。


別れても華恵さんを忘れられず
心を持っていかれたままの当時の夫と
やり直して3年以上経った今の夫は
全然違うから違う気がするから
あの頃の夫には 感じられなかった事を
感じられるのではないかって思うのです。
感じて欲しいと思うのです。

また 過去を穿り返して
責めたいわけではなく
読んで もう一度不倫した自分にも
裏切られて苦しかった私の気持ちにも
向き合えているのか
確認して欲しい
と思っただけなのです。


でも 言えなかった…


アラタさんは多分奥様に
たくさん責められ 
たくさん問い詰められたのではと思います。

自分に非があることがわかってることを
長い年月話題にされたり考えさせられたりは
自業自得でも辛いことだと思います。

それでも アラタさんも 奥様も
不倫した事 不倫された事から目をそらさず
しっかり向き合って
奥様が聞きたいことには 
何度でも向き合い 何度でも考えた。
もしかしたら奥様や子供達と一緒に居る為に
向き合わざるを得なかったのかもしれません 
おなじ質問おなじ答えではなくて
向き合う 考えるを繰り返したから
こんなブログが書けるのだと思うのです。

読んで欲しいブログがあって
ただそれを『読んで』って言うだけなのに
たったそれだけなのに
私は言うことを躊躇する。

読んでって言ったら
そして夫がそれを読んだら…
本当に以前の夫と違う事を感じるかしら?
もしかしたら 以前と全く変わらず
『また蒸し返すのか…』としか思わないかも。
『ふ~ん』って文字だけ読んで
『読んだよ』ってそれだけかもしれない。

これを夫が読んだら 
『何でそんな事書くんだよ。
 わかってるよ考えてるよ』
って言うのだろうか…

本当にわかってる?考えてる?

いろいろ考えて 不安しかなくなって
結局 言いたいこと黙ったりするのは
私の心にずっと突き刺さってるからなんだよ
『向こうのことは本気だった』
『(私)のことは嫌なところばかり見えてきて
 好きじゃなくなった』
夢と熱に浮かされて言った言葉だよ
そう思って強く生きてるけどさ
1度 好きじゃなくなった人の事を
本気だった人より好きになるって
私にはないんだよね。