二女の蕁麻疹が出るようになって

何日かたった時の話

まあ ほんの数日前🙄


テレビを見ていたら 

芸能人が鮎料理を食べていた。


美味しそうだなぁ〜

そう思ったら去年 私の両親が

地元では一番美味しいと言われている

鮎料理のお店に鮎を食べに行ったことを

思い出した。


私も鮎が好きだったから父が

コロナ禍で何処にも行ってなかったけど

思い切って行ってきたって

『美味かったぞ〜』って自慢してきて

『高いから美味いと思い込んでるんじゃない』

なんて意地悪なことを言ったら

『まあ専門で美味い鮎を出す店だし

 店の雰囲気もいいし

 出てくる鮎の形も こ〜んな感じで

 そんな演出も込みで美味しいんだろうな』

なんて言いながら

『一回行ってこいよ 良かったぞ』

って。


『スーパーの鮎は高いけど店で食べるよりは

 安くて量食べられるし 

 私は家で食べるんでいいや』

本当は高くて買わないから 

誰かくれないか 待ってるんだけどね🤭

って言うと父は

『まだ(私)は若いからなぁ。

 歳とったら いつ死んでも後悔しないように

 少しくらい高くても美味いもん

 食べとかなきゃいかんだろう』

って笑ってた。

『贅沢者だな 養い難いわ』

いつも言うみたいに そう言った

あの日の事を思い出した。


今はあんなに元気でたくさん食べてた父が

何も食べられない 動けない

トイレにすら1人で行けない

痩せ細って 気力もなさそうで覇気がなくて

大きな声で笑いながら話すこともない。


今死んだら後悔するでしょう。

まだまだ美味しいもの たくさん食べて

美味しいお酒 たくさん呑まなきゃ

まだまだ死ねないでしょう。

コロナ禍で 行きたい所を 我慢してたから

行きたい所 食べに行きたい店

たくさん増えてるんじゃないの?


弱って医療費使ってる場合じゃないよ

早く元気にならないと 

美味しいもの食べるお金なくなっちゃうよ。

元気になってまた 美味しいもの食べた自慢

してほしいです。


テレビを見ていて両親を思い出し

きっと元気なら また鮎を食べに行こうって

母に言ってるのかなぁ…って思ったら


思わず

『鮎かぁ…』

って 心の声が漏れてしまった。

頭の中にあったのは👆みたいな事だったのに


夫がそれを聞いてビクッってなって

黙ってうつむいた。


夫がビクッとなっただけなのだけど


この前の「ゴメン」を聞いて

そんなに経ってなかったからかなぁ

私は夫の気持ちが飛んできたように感じた。


…あれれ…

時々思うけど文字にすると

色んな事を考えて 心の整理ができたり

新しく気付く事が出てきたりするけど

今 その時感じたのと違う気持ちが

飛んできちゃった…😳

でもまあ あの時の飛んできた事で

ブログ続けます😅


夫は 鮎がそんなに好きではないです。

魚の骨が苦手なので

骨の多い魚は喜びません。

切り身を好む人…かな


夫の伯父さんが鮎釣りをしているので

義母さんから おすそわけで鮎を

たくさんもらっても

私や二女が好きだからもあるかもだけど

全くいらないと言って食べません。

気を使っているわけではなく

好きではないから たくさんあると

『実家持っていけば』と言ったり。

両親は大喜びなので ちょっと親孝行では

あったのですが🤭


それなのに 華恵さんが鮎が好きだったのか

おしゃれな人だし グルメをきどって

旬の美味しい物を

食べに連れていきたかったのか

夫は華恵さんと 鮎の専門店に

鮎を食べに行ってるんです。


自分ではいただいても

好きではないからと 食べない鮎を

華恵さんとなら

お金を出してまで食べに行くんだぁ〜って


結構ショックで いや すご~くショックで

正直 鮎の存在が嫌いになりそうでした。

当時スーパーで 鮎を見たら 

涙が止まらなくなるくらい

『鮎』が 

そのまま地雷みたいな

強烈な フラバを呼ぶものになった。


その話は ブログに書いたので

今思えば

もしかしたら夫は読んでたかもしれないけど

そんな事は私は知らないので


夫と地元の鮎で有名な地区をドライブした時

2人が鮎を食べに来た事を思い出して

想像し 泣いたことがあった。

そして 家ではもらっても食べないのに

なぜ食べに行ったのだと

激しく問いただしたし 責めたし 泣いた。


その事で責めたのは1回だけだと思うのだけど

一緒にスーパーに行った時

あゆをみて泣くってことは

あったかもしれない。

夫とは週末しか一緒にスーパーに行かないし

マスクしてるし 

涙流してても気がつくほど注意力があるか…

といわれると ちょっとわからない。


でも私が

『鮎かぁ…』と思わず言った時

ビクッとなった夫の背中は

蕁麻疹の時に聞いたのと同じ『ゴメン』って

言ってるような気がしたんです。


蕁麻疹の時の『ゴメン』があったから

そんな気がしただけなんですけどね。