息子の初めての入院・・・。
とっても疲れているはずなのに、
目が冴えてなかなか眠れません。
相部屋の隣のベットでは、
生後一ヶ月の赤ちゃんが泣いています。
(産まれてすぐ、心臓の手術をしたらしい。)
眠れないというか、怖くて寝れない感じ・・・。
相変わらず、ヒューヒュー・ゼロゼロ言って、
苦しそうです。
それでも、寝てくれているから大丈夫なのかな・・・?
午前四時ごろ・・・。
次第に咳が酷くなってきました。
息をつく暇も無いくらい立て続けに訪れる咳に、
たまらずナースコール。
咳込みすぎて、もどしそうになっています。
このまま、息が出来なくなって・・・。
もしかしたら・・・。
物凄い不安に襲われました。
こんな小さな体の中で
何者かが、お腹を押したり引っ張ったしているみたいです。
エイリアンが、飛び出してくる直前みたいな感じ・・・
と言えば分かりやすいでしょうか。
看護士さんが来て、計測器で計ると
84%~86%を行ったり来たりしています。
熱は、38・7℃
『喘息って・・・熱が出るんですか?』
ワタシの問いかけに、曖昧な返事の看護士さん。
椅子の上にダッコして、
吸入のホースと酸素のマスクを口元に当てます。
体全体で一生懸命息をしています。
変わってやりたい。
変われるものなら、変わりますとも・・・!
少しづつ落ち着いてきたようで、再び眠りにつきました。
なんで、こんなになるまで・・・。
もう少し早く気付いてあげられれば・・・。
一睡も出来ないまま、夜が明けました。
その日も、ずーっと苦しそうでした。。。
熱もあるし、息を吸うのがきついらしく、吐くときに
『へー、へー』
言ってます。
食欲もなく、水さえ取れない状態。
点滴を差した腕が痛々しい・・・。
嫌だなと思いました。
この子が苦しむのを見るのは。
いなくなってしまうのは。
ホントにホントに、
嫌だと思いました。
柄にもなく、神様にお願いしました。
その日、手渡された
入院診療計画書
には・・・
病名:喘息様気管支炎
・・・と書かれていました。
んん??
喘息じゃなかったのかい?
二週間ほど前にひいた
軽~い風邪が完治しておらず、
ウイルスが気管支までいき炎症を起こしたらしいのです。
恐るべし風邪ウイルス!
甘く見てはいけませんね~。
どうりで、熱も出るし、抗生剤も効かないはずですね。
この日を境に徐々に回復していくのでした。
具合が良くなって来ると、
あんなに嫌がっていた聴診器も、
自らお腹を出し、タイミングよく背中を向けてました。
部屋の移動で、仲良くなったお友達と
楽しそうに遊ぶ息子を見ると、
二、三日前の出来事が嘘の様でした。
そして、信じられないくらいの食欲。
元気になりました!
そんなこんなで、初めての入院生活はドタバタと幕を下ろしました・・・!!
ワガママ全開!!!
いつも以上にはしゃぎ回って、うるさいうるさ~い息子を
優し~~い目で見ていられるのは、いつまででしょう・・・??
はい。
約束は守りますよ!!
神様。。。
絶対に・・・!
長くなりましたが、読んで下さって、ありがとうございました!
暖かいコメント、たくさんありがとうございました!
とても嬉しかったです。
病院には、息子よりもっと症状の重いお子さん、
長く入院されているお子さんがいらっしゃいました。
一日もはやく元気になって、
お家に帰れることをお祈り致します。