『将夜』〈永夜・林府襲撃事件〉 | 桃花回来了

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あーだらこーだら言いたい放題

『永遠の桃花』を機に韓流→華流に鞍替。好物は溺愛系史劇。ドラマ音楽にも関心有。




期待値の高い作品ほど辛口傾向

 

 

 
 
『将夜』戦乱の帝国 (2018)
 
 
MAXAMより画像拝借

(c) JETSEN HUASHI MEDIA CO., LIMITED

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  事の始まり

 

天啓元年、15年前

 

1,永夜の予兆の現れ

(目撃者:書院李慢慢、天下行走の葉青、七念、魔宗の唐)

 

 

2,光明大神官の冥王の子の予言 

冥王の子を滅するため

唐国の宣威将軍林光遠府を西陵の間者として奸計に陥れる。

寧缺は林将軍府の唯一の生存者

 

 

 

 

 

 

林府冤罪事件の詳細概要は

添付の第0話を参照下さい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  永夜とは

    えいや

 

 

 

〈 1話冒頭  〉

 

 

ナレーションより抜粋

 

 

遠く はるかな昔

 

多くの 人知れぬ地があった

 

そして それらの地には

 

多くの 人知れぬ者たちがいた

 

 

蟻と鷹は 別々の世界に身を置く

 

鷹の目には 蟻は黒い点に過ぎぬ

 

 

 

 

だが 逆境の中に

 

生を求めるーー

 

特別な蟻たちも存在した

 

そうして

 

世界は変わっていったのだ

 

 

これが”昊天”(こうてん)の

 

世界であり

 

冥王の世でもある

 

伝説では 1000年ごとに

 

冥王が”永夜”(えいや)を

 

引き起こす

 

 

 

永夜”が訪れると

 

空は闇に覆われ 大地は凍り

 

人々は死に絶えるという

 

 

 

各宗派は修行者を遣わし

 

冥王の足跡を探させた

 

 

 

 

 

 

冒頭あらすじ補足 1話より

 

 

”永夜が訪れ 冥王の子が降臨する時”

 

”大地は凍てつきーー”

 

”永遠の暗黒と 終末が訪れるであろう”

 

 

 

 

 

 

 

 

永夜の訪れ

36山山

 

西陵の教典によると

冥王は千年に一度

人間界に降臨し

 

災いと滅びを呼ぶとされているわ

 

”永夜”が来れば

天地は永遠に闇に閉ざされ

混乱と殺戮が始まる

 

この大地に生きるあらゆる命が消滅するのよ

 

だからこそー

 

全力で永夜を食い止め

冥王の子を殺すの

 

 

 

 

 

千年前の永夜から唯一生き延びた

酒徒と屠夫の

永夜を示唆する台詞

42

豚は太らせてから殺すものと

昔から決まっている

昊天が人を飼うのは

いつか供物にするためだ

 

天とは 非情なものだよ

 

 

 

 

 

 

 

 

〈不可知の地〉

天下行走

ふかちのち てんかこうそう

49二層楼師兄師姉ら総勢

 

各宗派から選ばれた修行者の代表は

天下行走として世界を巡り

不可知の地と世俗を繋ぎます

 

 

15年前(天啓元年)の天下行走代表者

知守観 葉青ようせい

魔宗の里  唐とう

天擎宗 七念しちねん

三名は”知命上品”に至った強者

 

 

 

因みに①

49

寧缺を柯浩然同様、

書院を代表する天下行走にと考えた夫子だが

現時点での寧缺は

”洞玄”に到達したばかり

この世で最弱の天下行走となることを

師兄師姉らは心配していた

 

 

 

因みに②

15年前

この三名の天下行走

(と天下行走には参加しておらず、別の場所にいた書院大師兄も)

永夜の予兆をみていた。

永夜が訪れ、冥王の子が降臨する兆候を56葉青

 

 

 

因みに③

56西陵掌教

 

15年前の天下行走者は

 

唐は魔宗の里を離れ荒人の故郷に帰ったが

七念は閉口禅の行に入り

 

葉青は籠もって15年瞑想した

 

唐と七念は今も

(西陵側の情報では)

消息不明 扱いだが

(唐→荒原の南下頃からポツポツ登場、葉青と七念は終盤に少しばかり登場する)

 

 

 

 

 

 

蟻と鷹の例え

作内での

修行者の弱者と強者の力の差と弱肉強食の例えであり

1話冒頭ナレーション含め、この比喩が何度と無く登場する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  宣威大将軍林光遠冤罪事件

  せんい りん・こうえん

 

 

またその関係者

 

物語の起点であり主軸とも言える事件である

 

 

事件の発端と経緯

0

天啓元年

西陵の光明大神官(衛光明えい・こうめい)が

 15年前に”冥王の子”を予知?予言?

したことが発端。

冥王の子は唐国の林将軍の者と断定したことから、

林府を残滅する為の冤罪事件を捏造。

 

 

その結果

林光遠将軍が西陵の間者と捏造され将軍は逆賊として処断。

一家も殲滅させられた。

その際に西陵と唐の辺境の地の村も同時襲撃された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  冤罪事件・首謀者

 

 

・西陵の光明大神官(衛光明えい・こうめい)

 

・西陵に与し、皇位を狙う唐国王弟 李沛言り・はいげん

 

夏候将軍か・こう(夏天王后の兄)

魔宗出身であることを脅迫され、事件に加担

 

 

 

 

 

 

 

 

15年後(天啓15年)

 

  寧缺が復讐した林府事件関係者

 

 

1,前御史 張貽琦ちょういき(王弟側近・実は西陵間諜)

 

 

 

2,鍛冶職人 陳子賢ちんしけん

:11、12+回想シーンで登場

15年前は林将軍の副将・側近だったが、林将軍を西陵の間者と(偽り)誣告し裏切った。

現在東城で寂れた鍛冶屋を営む。

 

 

 

3,顔粛卿がんしゅくけい 

 

あらすじ表記⇒顔粛清

字幕表記⇒顔粛卿

大念師

洞玄修行者。

正体は西陵の客卿。

客卿…他国から来て要職に就く者

 

15年前は

軍で文書を鑑定していたが、林将軍の筆跡を模倣し、謀反の書類を偽造。

:13本人自白

 

15年後の現在は

都にある臨湖小築りんことうちく という洗練された茶舘の店主。


 

顔粛卿がんしゅくけい

死の間際寧缺から黒幕を吐くように迫られ「冥王の子だ」と言ったが

真偽の程は?

冥王の子は既に暗躍しているのか?

↑★これは視聴当初の疑問だが

彼の今際の言葉は、残念ながらドラマ内で活かされることはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈駄〉林府冤罪事件への疑問

 

 

あの~

そもそも

15年前に唐帝が

事件を吟味・精査していれば、

 

親王や夏候の暴走に躍らされること無く

冤罪を処断せずに済んだのでは??

 

15年経過した今もなお夏候の妹である王后に

ちくちく厭味ったらしくボヤキこぼすだけ。

再捜査を命じる決断力すら無く

しみったれていて、情けない。

皇帝の権力をもっと上手く使うべきでは?

 

 

 

 

冥王の子だと

騒いだ一番の言い出しっぺは

 

光明大神官

 

計画→光明大神官?

 

実行犯→夏候+唐国王弟

 

 

 

なのに、

 

寧缺の中では

 

光明大神官 <<<< 夏候

 

のが害悪・敵と思っているのが不思議

 

確かに林将軍や林府を襲撃した実行犯は

 

夏候ではあるが…

 

 

 

 

 

そう、こじつけないと

 

『琅琊榜』設定

に近づけないからの強行策?

 

なんて思ってしまう

 

 

 

 

『琅琊榜』設定

についての理由・根拠については ↑ 添付の記事を

参照下さい