兵庫県の六甲ライナーに乗ったのはたぶん2回目。陸を離れてすぐ六甲アイランド(人工島)に着くのです。
アイランドセンター駅を降りると、広々とした空間が広がります。
ええ天気やし、ほんまのんびりするなぁ
ベンチでゆっくりする人がいるし、
かっこいい空間ではまぶしい中、パソコン打ってる人もいたり…
あっ、そうそうこれ見に来てん
さあ、神戸ファッション美術館へ行きましょう
宇宙船みたいやけどね。
ロバート・キャパは報道写真家で戦争の写真をたくさん撮っていたことは有名ですが、
今回のタイトルに「もうひとつの顔」とあり、何のことなのかなとちょっと期待してました。
約100点が並んでいる会場で、初めて知ったのは、
ロバート・キャパ(本名アンドレ・フリードマン)はブダペスト生まれということ。
恋人のゲルダ・タローと二人で自分たちの写真を「ロバート・キャパというアメリカのすごい写真家」の作品だと売り込んだということ。すぐにバレたが、キャパの名はフリードマンが使うことになったということ。
面白いことをしはりますなぁ
「もうひとつの顔」というのは上のチラシの裏に書かれてました。
特にピンクの下線部分。
なるほどと思ったのは、人を見つめる目が優しいということ。
以下の写真は(ロバート・キャパ写真集/岩波文庫)よりお借りしました。
10代の兵20名の葬儀で泣き叫ぶ母親や親戚たち。これはつられて泣いてしまう。
有名な写真ですね。ドイツ兵との間に子をなしたフランス人女性は罰として頭髪をそられ、市民から嘲笑を浴び徒歩で帰宅させられた。
嘲笑する人たち、写ってるよ また、戦争さえなければ、罪ではなかったろうに。
この写真をみるといつも、喉が詰まりそうになるわ。
ロバート・キャパは命がけで戦争を撮ってきた人でありながら、市井の人の気持ちを大切するジャーナリストだったんだろうなと思います。
写真展は11月6日(日)まで。
それにつけても、今のロシア・ウクライナ戦争が早く終わるようにと願います。
本日もお越しいただきありがとうございました