昨年の11月から、月1回通ってる天満橋のN短歌教室ですが…告知します
先生の名は…先生の名前は… じゃかじゃかじゃかじゃかじゃ~ん
なみの亜子 先生で~す。
「塔」短歌会の編集委員、現代歌人協会会員です。
ちゃんと先生のお名前を書かなかった理由は二つ。
先生にご迷惑をおかけしてはいけないなぁと思っていた
私がこの教室を続けられるのか不安だった。
でも一年が過ぎ、なんとなく馴染んできて、ここで続けていけそうと思ったのです。
講座生は11人くらいかな?コロナで休んでおられる方もいるようです。
どんなことをやってるかって?
毎回3枚の資料をいただき、それに沿って進んでいきます。
まずは1枚目の「歌集を訪ねて」。
毎回できたての新しい歌集を先生が読まれて、20首を抜粋したものが資料になります。
また、その歌集は見たい人に貸してくれはるんです。
おかげで、『千夜曳獏』や『ちいさな襟』を読むことができました。
時代を先取りしている感じがちょっとうれしい
2枚目は講座生の詠草で、自由詠と題詠。
記名していないので、感想をきかれても自由に意見が言えます。
最後に先生が批評されます。
…でも、題詠がむずかしいなぁと思う時があるんです。
前回の題詠の「椅子」やけど
家族みな回転いすに試し乗り縦に並べばサザエさん一家
ライカ
というのが、わかりにくかったらしい。
実は、テレビの「サザエさん」のエンディングに出てくる光景を詠ったものなんです。
今の家に引っ越す時だったか、パソコン用の回転いすを2脚買いたくて、家族で某大型家具店に行った時のこと。
それぞれが試し乗りをして「これええやん」とか口々に言ってたんですが…
ゾロゾロと足でこいで並んで歩きだしました。そこで、息子が言った一言
「サザエさんとこみたいやなぁ」と。
まあ、「縦に並べば…」の所がわかりにくかったようです。
お一人だけわかってもらえてうれしかったけど。
なみの亜子先生の添削後
家族みな回転いすに試し乗り並べばまるでサザエさん一家
これで、わかりやすくなりました。
ちなみに、たけじゅんセンセにも同じくわかりにくいと言われました
横に一列よりも縦に一列に並んだというのを表現したかっただけなんやけどなぁ
ブレーメンの音楽隊みたいに下から、ロバ、犬、猫、ニワトリと縦に乗ったわけではないよ。
3枚目は題詠で有名歌人の短歌を選りすぐった20首。
「椅子」の場合。
町医者の待合室の椅子のうへ冷えしざぶとんに母を座らす 小池 光
楽器にゆび、そして椅子にはにんげんを置くんだ秋を引きとめるため 大森静佳
そして、椅子の題詠といえば真っ先にこの歌を思い出しました。
この椅子をわたしが立つとそのあとへゆっくり空がかぶさってくる 沖 ななも
という感じで目いっぱい時間を使って短歌に浸り、たまにおぼれそうになりながら勉強させてもらってます。
12月の講座は終わり、また来年です。題詠は「鼻」
う~ん。芥川の「鼻」しか思い浮かばんんん
あれれ~っ。我家のささやかなクリスマスツリー からの サンタさん からの 赤○のトナカイがあるやん
本日もお越しいただきありがとうございました