1966年 ピューリッツアー賞を受賞し、他にも多くの賞を受賞された
写真家 沢田教一 さんは1970年に34歳で殉職されたんですね。若くして亡くなられたとは聞いてたけど…。あまりにも早い。
9月3日の最終日に写真展に行ってきました。
写真や沢田さんの遺品を見ていくうちに…「なんで?なんで?」と思ってました。
「なんで、戦争をせなあかんかったん?
なんで、長い戦争になってしまったん?
なんで、あんな若い兵士が虚ろな目をしてるん?
なんで子どもがひどい目にあわなあかんのん?…」
恐らくそういう思いを抱きながらも沢田さんは優しいまなざしで人々をみつめてシャッターを押しつづけたんやろうなあ。
ピューリッツアー賞 の作品はこれですよね。
写真展の図録が売り切れてたので、この本を買いました。初版は1989年と古いけど、古くても何でもいい。今の時代に戦争の無意味さを改めてみんなが認識しなくてはと思います。
この本の著者であり、沢田教一さんの良き理解者で奥様のサタさんの話を引用したい。
「略…改めて言うまでもなく、戦争は悲惨なものですが、現在なお世界の各地で地域紛争、戦闘がくりかえされていることを考えると、人間はいつまでもこのような愚行をくりかえす生き物であることも知っておかなくてはならないでしょう。その上で、どうすれば戦争をなくすことができるのかを考えなくてはなりません。
沢田教一の写真が21世紀を担う若者たちにとって、平和な地球を築くための素材の一つとなるならば、この上なく幸せです。…以下省略」2001年改訂版の挨拶文より
私が気になっていたあのピューリッツアー賞の2組の親子のその後ですが、沢田さんは行方を捜しあてて、何度か訪問されていたようです。…なんか生き方、カッコいい
きままなふろく
こちらはあまりカッコいいとは縁がない話。
昨日の台風たいへんでしたね。
うちのマンションは風の通り道。料金払えよ。
特に角部屋のライカんちはすごい強風で建物がゆれるねん。
轟音と揺れで恐ろしさが半端ねえ
で…
…
…
やられました。
ぽっかりと…私は蹴っていません
開いた穴からとなりの奥さんのお顔が見えたので、思わず手を振りました。なんでか知らんけど。
本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
台風の被害にあわれた方、お見舞い申し上げます。