『ヴァンパイア・レジェンド』2/28(火)アートスフィア | レ・ミゼラブル貧乏

レ・ミゼラブル貧乏

『パイレートクイーン』『レミゼラブル』『エリザベート』『モーツァルト!』他ミュージカル・ストレートプレイ・狂言など

らいふ

Studio Life 作品 初観劇です。
なんちゅうか・・もう。

考えてたよりずっと 「 う ほ っ 」 ・・・でした。

・・スイマセン。(笑)


まず最初のインパクト。
いきなりの「6歳のジョージ」。(深山洋貴さん)
・・受けました。(笑)
・・・確かに、子役使わないってセンは有りだと思います。
(けどやっぱり笑。)

続いて。
「女性」役の役者さん。
あまり「女性」に見せようと努力してなさそうな・・。
(『間違いの喜劇』のヒロイン姉妹は、
 とても娘さんらしく振舞ってらっしゃいました。)
マドモアゼル・ド・ラフォンテン(石飛幸治さん)、
あまりに野太いお声に潔ささえ感じます。
辛うじてジョージのお母様のエリザベスさま(ドレスがとても素敵)が、
・・・「女形」。
うーーん。
・・女性の演技というより「女形」の演技っぽいんですよね・・。
ちなみに原作『吸血鬼カーミラ』ではこの役。
お母様ではなく、お父上であります。

それと何がなくとも。

ゼーリヒくんとジョージくんの
  「うほっ」っぷり・・すねー。(笑)

ゼーリヒくん(及川健さん)の役は原作ではカーミラ。
ジョージくん(山本芳樹さん)がヒロイン。
行方不明だったゼーリヒが自室で見つかった折の。
ジョージの離れなさっぷり。
・・原作でも「嬉しさのあまり、いきなり夢中で駆け寄って、
なんどもなんども接吻しては抱きしめ」たシーンではありますけれど。

「ぼっちゃま!離れて!
 ぼっちゃま!離れて・・!」

・・て。なんか違う心配をしているのではないかと。

かと言って。
ゼーリヒくんとジョージくんがふたりっきりでラブラブしていて。
その勢いでか怪しい雰囲気になりそうになって止めた時。
(ゼーリヒくん、単に血を吸おうとしていただけかもしれんが)
ぎこちない空気が流れるかと思いきや、てんで気にせず、
具合悪そうなゼーリヒくんを気遣うジョージくん。
(・・ノンケさんだったんだ・・!)

ココントコロ、ネタばれになりますけれど。
物語の行く末が、原作とは変えてありまして。
もー大サービス。大サービス。
(ファンノ カタハ コレヲ ミニ イラシテルノヂセウカ?)
つーか。
『吸血鬼カーミラ』の筋立ては使ってらっしゃっても。
実はやりたいのは『ポーの一族』なのかと。(笑)
(最初が『トーマの心臓』だし。)

・・しかしジョージくんの心根は可憐ではないらしい。
作品は「現代」との二重構造になっていて。
(最初と最後だけですが。)
ラスト。
ジョージくんの「おヨダ」で終わるのって・・受けましたけんども。


人気blogランキングへ

にほんブログ村 演劇ブログへ