シマノ鈴鹿一日目、続いては2周の部に出場するパパ。
申込みが早かったため前列スタート。狙うはホームストレートでのスプリントポイント。
2周の部では2周目に設けられた3か所のスプリント区間で1~4位までの通過順毎にポイントが付与され、ポイント合計トップにスプリント賞が与えられます。自称スプリンターとしては是非欲しい賞ではあるが、実力的に難しいのも分かってます。なので一番目立つホームストレートでのスプリントポイントを狙いに行くことにしました。
いよいよスタート。
前列スタートなので、目の前は先導バイクのみ。コース脇には多数のギャラリー。行くっきゃない!
スタートと同時に一発でクリートキャッチして飛び出しました。
ZWIFTレースでは、スタートと同時に2分程度全力疾走し、そこで残ったものが先頭集団を形成します。そこに残れないものは勝負にすら絡めません。
しかし、ここは実走レース。
後ろを振り返ると誰もいない。。。
スタートで一人飛び出してしまったパパ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170821/20/raiharupapa/c5/15/j/o0960056114010257641.jpg?caw=800)
西ストレートでようやく集団がやってきた。
集団の中に入り、次の周のスプリントポイントに備えて脚を溜めます。
下り坂となるS字でスプリンター達が動き出しました。ホームストレートのスプリントに備えて位置取り争い。60km/h近い速度の中でサンドウィッチ状態となり、その状態でS字を抜けなければならない。コーナーで隣の選手とハンドルがぶつかる。死んだと思いましたが、隣の選手がこらえてくれて落車は免れました。
S字を抜けた後の第2コーナーあたりでしょうか?パイロンでコース幅が狭くなる区間ですが、後ろでガッシャーン!という音と悲鳴が聞こえました。落車発生!まさにカオス。
動揺するパパを尻目に、スプリンター達はホームストレートで加速していく。10名以上が飛び出していったように見えました。それに付いていくのは無理と身体が判断しました。
集団の中で身体を休めてましたが、いつの間にか集団最後尾になっていたようで、2周目のシケインの上りで前の選手が千切れ、一緒に集団から千切れました。その選手を風よけにしばらく走りましたが、ペースが落ちていくので単独走に。前からこぼれてくる選手もいなければ、後ろからの追い上げも無い状態。
しかし、いつの間にか追い上げて来られた明らか年配の方にS字を抜けたあたりで抜かれました。
この年配の選手とスプリント争いをすることになりました。
長いホームストレート、後ろに付けてゴール直前で交わすという年配の方に対して男らしくない勝負はしたくなかったので、併走してホームストレートを走ります。
スタミナで負ける訳にはいかない。
一瞬、年配の方のスピードが落ちたように見え、勝ったと思いました。
が、直後にパパのスタミナが切れ、あきらめて流してゴール。
リザルトで確認すると65歳の選手でした。完敗でした。自転車の世界に年齢も性別も関係ない。勝ったものが強いことを実感しました。
結果、34位/141人中。
この結果を踏まえ、二日目はスプリントは狙わず(スプリント賞狙いの強者はたくさんいる)、入賞(10位以内)を目指して走ることとします。