LEVEL VIB54 | RAID JAPAN

LEVEL VIB54

オイッス!


今日は発売が間近に迫ったLEVEL VIBのお話。(長くなりそうなので・・・時間がある時に読んで下さいね!)


構想から数えると・・・3年は経った力作中の力作!自身としては初の(最初から最後までの)プラグ作りに着手したこともあり、完成の際には一入の思いがありました!


岸釣りにおいて、納得のいく道具を作りたくて独立した以上は・・・


それを本気で一生懸命にやり遂げねば嘘になってしまうでしょ!


って事で、ロッド開発から始まり・・・


遂に・・・というか・・・やっとこさ・・・というか。


岡や他のスタッフの協力・頑張りもあってRAIDJAPAN初となるプラグが完成!!


業界関係者からは「よくバイブレーションから着手したね!ビックリしたよ!!」と言われたけど・・・


昨年は昨年で・・・「いきなりロッドから始めるの?・・・!!」


と言われ・・・いわゆるメーカーとしての歩み方(?)みたいなセオリーは無視している模様・・・(笑)


そんなセオリーをど返し!してしまう背景には計算や戦略などという立派なモノはなく・・・(本当はあるべきモノですが・・・)ただただ、岸釣りを行っていく中でオレオカが欲しかったけど無かったモノを単純に純粋に作ろうと思っただけの結果!


ま!そんな話はまた別の機会として・・・


そんな想いのこもったLEVEL VIBが今月末か遅くともゴールデンウィーク頃にはお店さんの店頭に並ぶ予定です!!


そこで使い方やコンセプトをもう一度おさらい!


RAID JAPAN

サイズは54㎜とオカッパリでスタンダードに使われている60㎜に比べてやや小型なサイズに設定!


小型に設定した背景にはスピードトリックというバイブレーションならではキーワードがある。


近年、ハイプレッシャー化が進むフィールドを考えたときにバイブレーションが他のプラグよりも秀でたポイントとして考えられる特徴がリップレスであること。


リップの有る無しでは早巻き(スピードトリック)した際の水掴み・スピード・アクションではリップの無いバイブレーションがどのプラグよりもアドバンテージが高いのは説明するまでもないでしょう!


そのスピードトリックを利用して使う事を軸においても、他の使い方での際も小型であるにこしたことはない!


ただ小型(50㎜台)サイズにおいての問題点も多く、そこの改善に非常に苦労したのが最初の壁!


サイズは50㎜台!中身の要素は60㎜台!


それを実現するために下記の表の様な要素を徹底追及!!


50㎜台に多くアリがちな問題点!


それは・・・


飛距離小さくて軽いから飛ばない・・・。)

アクションレスポンス軽いのでフレキシブルではない・・・。)

早巻き軽過ぎて早巻きするとスグに浮いてきてしまうし・・・水面すら割ることも!)

遅巻き動きが鈍いことが多い・・・。)

馬力軽過ぎてちょっとしたゴミやウィードの付着でアクションが出なくなる・・・。)

レンジキープラインをよほど細くしない限りスグに浮き上がってしまいレンジキープは難しい・・・。)



RAID JAPAN

以上のバイブレーションに求められる6項目を50mm台では限界?というレベルまで引き上げたのがLEVEL VIB!

飛距離60mm台のモノと変わらない飛距離を再現!!)

アクションレスポンスリフト&フォールなどノーマルバイブレーションとしては最速の立ち上がりを再現!!)

早巻きハイギアのリールで早巻きしても姿勢を大きく崩すことなく軽快な泳ぎを再現!!)

遅巻きスローでも滑らかな泳ぎを再現!!)

馬力60mm台と変わらない馬力で、少々の付着物では死なない50mm台MAXの馬力を再現!!)

レンジキープ従来のバイブレーションにありがちだったツッコミ姿勢を徹底改善したことによってシャローレンジのキープ力はMAXレベルまで再現!!)(詳しくは下記で)

上記でも少し出てきたワードの「ツッコミ姿勢」ですが・・・下記の図を見てもらえれば解りやすいと思います!

以前からバイブレーションを使用している際に気になって気になって仕方がなかった点の1つ。

図を見て頂ければLEVEL(水平)姿勢とツッコミ(立ち泳ぎ)姿勢の違いは一目瞭然!

そして注目すべきは姿勢の違いで生まれる潜行角度の違い!

図を見てもらえれば察しはつくと思いますが・・・LEVELVIB(A°)と従来のバイブレーション(B°)では角度が大きく違う。

すなわち潜っていく角度が違うので潜行深度が変わってくる

従来のバイブレーションはある程度の水深を探る際には適しているといえるが・・・オカッパリの野池などの様なシャローフラットがメインのステージになってくるようなフィールドではスグにボトムを叩くことになってしまう

ようするにシャローを引きにくいバイブレーションともいえる・・・。

これはバイブレーションを好んで使い込んできた自身としては昔から改良したかった点の1つだった。

そこでツッコミの角度が浅く水平姿勢(LEVEL)に限りなく近いバイブレーションを作ろう!というのがスタート時の発想だった!


RAID JAPAN

さらに水平姿勢に近づくことによって従来のセッティングだとフロントフックが剥き出しになってしまうので・・・従来の垂直セッティングではなく、ラインアイよりも後方にセットすることによって顎下のボディがフロントフックをカバーするために水平姿勢に近い姿勢で泳いでもスタックしにくいシステムを考案!

RAID JAPAN

コダワリは他にも・・・

背中の形状!コレも拘りに拘った点の1つ。

従来のバイブレーションにありがちだったフラット面を完全に排除!

バイブレーションが動くにあたって誰もが簡単にイメージしがちなのはオデコのフラット面で水をつかみ動く!というのが定説?

のようにありますが・・・それは大きな間違い!(←かつては自分もそう思ってました・・・。)(笑)

もし、バイブレーションが本当にオデコのフラット面で水を掴み泳いでいるのであれば・・・

なぜ?鉄板バイブは泳ぐのか?

そう考えれば考え方も答えもシンプル!!

考え方の転換!

これがLEVEL VIBの開発にあたっての全ての根源!

個人的な考え方ではフラット面は完全に必要がない!という見解に達した。


RAID JAPAN

バイブレーションプラグを作る上においてRAIDJAPANとしての見解は・・・

リフト&フォールを中心としたアクションレスポンスを考えたときに、フラット面があることによって動き出しが鈍くなるケースが多く見受けられたことから、フラット面で水を掴むのではなく背中にエッジを持たせることで水を逸早く切って立ち上がる(動き出す)方向にシフト!!

すなわち!鉄板バイブの考え方になってくる!!

ノーマルバイブレーションのメリットとデメリット。

鉄板バイブレーションのメリットとデメリット。

その両方を使い込んできて双方の良い点をRAIDJAPANなりにMIXした岸釣りハイブリッドバイブ!


RAID JAPAN

思わず・・・バスも・・・丸呑みしちゃう?そんなバイブレーション!

開発TESTの際からフロントフックまでガッチリ食ってきていた確立がズバ抜けて高かったLEVELVIB!

姿勢とアクションがハマっていた証拠!


RAID JAPAN


書きたいこと!伝えたいこと!はまだまだ山のようにあるけれど・・・肝過ぎる部分も多くて安易に書けません・・・。

そういった目からウロコ!鼻から鼻血?な話は今年も各地で行われる予定のRAIDJAPANイベントで深くオタクに解説しましょう!!

一目で解る優秀バイブレーションの見極め方など!

まぁ!ここまでツラツラと書きたいことを書きたいように書きましたが・・・

LEVEL VIBが最高で一番!とは言いません!!(笑)

コレは全てのジャンルに言えますが・・・コレさえあれば他はいらない!というのはナイ!と思っています。

バイブレーションだとシャローの展開などでは生みの親としての親バカもありLEVELVIBが最高!って心底思ってますが・・・例えばミッドやディープを攻める場合は他にミッドやディープに長けているバイブレーションを使いますし・・・!

なので・・・


みんなBOXの中にオカッパリのシャロー専用の最強バイブとして仲間に入れてもらえると幸いです!



RAID JAPAN

100%岸釣り主観のバイブレーション!LEVELVIB

発売までもうしばしの間、お待ちくださいませ!!


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